那須温泉

「那須温泉・鹿の湯」
那須で一泊した帰りに、鹿の湯（那須温泉の源泉）に立ち寄り温泉に浸かりました。
那須町にある鹿の湯は、温泉発見において日本で32番目に古く、栃木県では 塩原、
日光を抑えて最古、同じ関東の熱海、修繕寺、草津、伊香保らとともに、古い歴史 を
持つ日本の名湯として全国にその名を知られています。
建物は明治時代、玄関は大正時代に建造された、そのままの姿を受け継いでいます。
猟師が山狩の際に、射損じて逃げる鹿を追って山奥に入ると、鹿は傷ついた体を温泉で
癒していました。 そこで鹿によって発見された「鹿の湯」と名づけたと伝えられています。
温泉は乳白色で、かぶり湯、打たせ湯、42度、44度、46度、48度と温度の違う湯舟が
有り、流れ出た川の色は、白色に染まっています。ひなびた木造建築で、はるか昔の
日本の原風景にタイムトリップしたかのような感覚になります。