ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

マイナスイオンな彼

2005-06-11 03:04:06 | 日記
 やさしくなりたいし、やさしくされたい。

 今日、サークルの帰りにみんなで入った中華屋さんの、チャーハンが、これで700円かよ……! てくらいどうしようもないお粗末な代物で、まずいというわけではないのだけれども、味のしない、ただのにんじん混ぜご飯だった。こんな些細なことで「死ねー死ねー」と口走ってしまう最近のわたしなのだけど、相変わらずマイナスイオンを発生させまくっているM氏が、「じゃあ、オレの麻婆豆腐がきたらチャーハンの上にかけてあげますから、待ってなよ」と言ってくれた。で、本当に「ほーらよ」と麻婆豆腐をかけてくれた。なんか、出会った頃の彼からは想像できないくらいの丸みだ。信じられない。彼がこんなにわたしにやさしくしてくれるなんて。ずっと前は、とげとげの、ガラスのハートの持ち主だったのに。ガラスのようなハートの透明さはそのままに、やわらかさとマイナスイオンを身につけた彼は、本当にもうどうしようもないくらい、わたし(と、わたしとM氏とのやりとりを横で聞いていた友人)を癒してしまう。それも、押し付けがましくない、あからさまじゃないところがいい。やさしさ、ともまた少し違うのだ。彼の場合。単純に、性質なのだとおもう。
 しかも、麻婆豆腐かけたらものすごく美味しかったし。なんだかとてもいい気分。しあわせな気分。

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