ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

おめでとうと言いたい。

2008-11-09 22:51:22 | 日記
 この前髪を切りに行った時、美容師さんが言っていた。
 25歳あたりで一度、結婚ラッシュが来るという。
 そんなもんかなとおもっていたけれど、同窓会では結婚してる人が何人か。「そろそろ結婚かなー」なんて言ってる人がもっとたくさん。高校の友達にも大学の友達にも具体的に日取りとか決まって動いてる人たちがいる。
 これか。これが結婚ラッシュですか。

 たとえば式場の予約を半年先に入れたりとかして、その人たちはつまり半年先まで自分たちの結婚の意思が揺るがないと普通に信じてるわけだよね。
 それがわたしには信じられない。と気づいて、泣いてしまった。
 もう普通に結婚とかできないんじゃないだろうか、とおもった。
 あっち側に、わたしは結局最初からいなかったのだとおもう。
 結婚だけのことじゃなくて、ほんとうにもう、星が違うというか空気が違うというか、普通には暮らしていけないような気がした。暮らせないとおもった。暮らすということが信じられないのだから、もうなにもかもおしまいだ。

 ともだちの結婚くらい、よろこびたい。
 うらやましいとかいう次元を越えて、自分が人間じゃないことを思い知らされた気持ちで、胸がシクシクするとか、尋常じゃない。
 というか、同窓会、妙に結婚とか年収とかの話が出てたような。わたしがそこだけ耳聡くなってただけかなぁ。もう、わたしが安心して暮らせる土地は残ってないのだろうか。うう。