読売:自民の比例得票率、大敗した前回選とほぼ同じ
小選挙区については、民主支持は低下したにせよ、おそらく民主や第三極の競合で自民有利になった面もあろう。
いわば、浮動票が選挙結果を大きく左右するという、それだと当たり前か。
追記:毎日:衆院選:自民、比例57 前回並み
比例選(定数180)では、自民党の得票率が27・62%で、大敗した前回2009年衆院選の26・73%とほぼ同じだった。民主党は16%で、大勝した09年の42・41%から大幅に減らした。(中略)日本維新の会は(中略)得票率は20・38%(中略)みんなの党は8・72%で、09年の4・27%から伸ばした。日本未来の党の得票率は5・69%だった。やはり比例選には「民意」が現われやすい。自民党の支持率自体は基本的に変わらず、民主党の支持率が前回比で38%止まり(62%減少)。投票率が約10%下がったが、この影響を計算するのが面倒くさいので省略して(※計算したので追記参照)、まず未来に流れたのが5.7%ある。受け皿の筆頭は維新だろうが、維新に20.4%、みんなが増えた分は4.5%。42.4から5.7、20.4、4.5を引くと11.8。これでは16を下回ってしまう。旧民主票はみんなには行かないとすると、16.3だからちょうどいい。
小選挙区については、民主支持は低下したにせよ、おそらく民主や第三極の競合で自民有利になった面もあろう。
いわば、浮動票が選挙結果を大きく左右するという、それだと当たり前か。
追記:毎日:衆院選:自民、比例57 前回並み
全国の比例得票数を集計したところ、自民党は1662万票で、05年の2588万票を大きく下回り、09年の1881万票にも及ばなかった。得票率も27.6%で09年の26.7%とほぼ変わらなかった。(中略)自民党の小選挙区候補の得票数を合計すると2564万票で、大敗した09年から165万票減っている。投票率低下は69→59%だから、59÷69=0.85(85%)。自民党の比例得票数は、投票率低下分(1880×0.85=1599)より約60万票多い。小選挙区の得票数は2729万→2564万で、投票率低下分(2729×0.85=2320)よりは240万票以上増えている。つまり自民党支持は比例・小選挙区とも、少し戻したというのが正しい。
