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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

東アジアの民主化はナショナリズムの管理を可能にするか

2005年10月18日 | 政治
ナショナリズム扇動、統治正当化する中国 在米大使館・北野公使が米紙に論文 (産経新聞) - goo ニュース

9月23日のワシントン・タイムズに、在米日本大使館広報担当の北野充公使が書いた「ナショナリズムと民主主義」「東アジアでの出発点」という見出しのコラムが載った。「ナショナリズムの管理こそが将来の東アジアの安定のカギ」であるという内容らしい。非民主的な(東アジアの)政府がナショナリズムを利用し、(日本にとって)非常に迷惑なことになっている。民主主義がカギだというのは、その通りというか、正論。

だが、民主主義こそがファシズムの温床になる事にも注意を払うべきだ。体制だけ多党化、民主制になっても、歴史理解や政治社会のベースが変わらなければ、かえって治安悪化すら招きかねない。体制の変革は、国によって処方箋が異なる。日本の民主主義は、日本の政治社会の特質に根ざしており、一朝一夕に成り立っているものじゃない。東アジアの他の諸国が真似できるとは限らない。

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