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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

イヴァン・イリイチの世界と自転車

2010年06月06日 | 経済・エネルギー・交通
サイクルロード ~自転車という道:オーバースペックが当たり前
グアテマラでは、自転車を使って貧困に苦しむ農村への支援をしているNPOが存在します。その名もマヤ・ペダル“Maya Pedal”です。アメリカやカナダから寄付された古い自転車を再生するだけでなく、自転車を利用した機械“Bicycle Machines”を使うことで農村の生産性を上げようとしているユニークな組織です。自転車機械、“Bicimaquinas”と言っても複雑なものではありません。ペダルをこぐ力を利用して、脱穀機を動かしたり、ミキサーを回したり、ポンプで水を汲みあげたりします。仕組みやその働きがひと目で理解でき、誰でも簡単に使えるというのが大きな長所です。(中略)実際に、グアテマラの農民が手作業で3週間かかっていたトウモロコシの脱穀作業が2日に短縮できると言います。(中略)脱穀機や揚水ポンプ、ミキサーのほかにも、グラインダーや製粉機、タイル製造機、ナッツの殻剥ぎ器、地元産のアロエでシャンプーを作るためのプレンダーなど、いろいろな機械が製造、供与されています。もちろん荷物の運搬に使う為のトレイラーや3輪トライクなどもあります。
イヴァン・イリイチ(Ivan Illich)の世界がここにある。ミクサーは冗談ぽいが、これは取っ付きだろう。自転車はきわめて効率の高い機械だ。そこは工夫次第。石油の用途で大きいのは輸送だが、まあそこでも生かされているのだろう。

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