福田康夫氏の「自立と共生」に関して、東京新聞の1面に囲み記事が載った。
東京:小沢氏と福田氏 なぜか理念一致 『自立と共生』
朝日:民主・小沢代表が12月訪中 千人規模の「大訪中団」に
#自民党の中の大陸派が野党に行った(?)
東京:小沢氏と福田氏 なぜか理念一致 『自立と共生』
福田康夫元官房長官は、十五日の記者会見で「自立と共生」を掲げた。このキーワードは、十五年前から小沢一郎民主党代表が使っていたものだ。(中略)小沢氏は一九九二年、自民党竹下派内の激しい権力闘争の末、羽田派を発足。その時の政策パンフレットでは「自立と共生」の視点に立った社会を目指す考えを打ち出した。この言葉は、翌九三年、小沢氏らが自民党を離党して結成した新生党の結党宣言にも、うたわれている。小沢氏は、自民党幹事長などを歴任していたころから「自立」という言葉は好んで使っていた。そこに、当時の保守政治家があまり用いない「共生」を加えたことで、「社会党などと共同歩調を取るために、リベラル色を出した」という見方をされた。そして「自立と共生」という理念は、今も小沢氏が率いる民主党内に生きている。「リベラル」も嫌気がさしてきたワードだが、小沢氏は親中やリベラルの立場なんだろう。福田氏も含め、そういう思想は自民党に根強い。自民党もリベラルでデモクラティックなのだから、その意味ではサヨクに通じるというか、(どこだか忘れたが-恐縮-最近読んだブログによれば)自民党は最も先進的な革新政党なのだろう。ただ、大陸派が「戦後左翼」に、海洋派が「戦後保守」に流れ込んだのかもしれない。
朝日:民主・小沢代表が12月訪中 千人規模の「大訪中団」に
12月6日から10日まで中国を訪問することが決まった。党所属の国会議員50人と支援者ら千人が随行する「大訪中団」で、チャーター機3機に分乗する。小沢氏ら党幹部は胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席らと会談。政権交代への布石として、長年にわたって親交が深い中国とのパイプの太さと外交手腕をアピールする構えだ。18日の党役員会で、山岡賢次国会対策委員長が計画の概要を明らかにした。日中国交35周年を記念した同党と中国共産党の交流事業に加え、小沢氏自身が89年、自民党竹下派時代に企画し、続けてきた国会議員や民間人による草の根交流「長城計画」を兼ねる。民主党と中国共産党は昨年7月に小沢氏が訪中した際、「両党交流協議機構」を設立し、相互訪問で合意。やりたい放題である。自民党時代と連続しているのも興味不快(原文ママ)。
#自民党の中の大陸派が野党に行った(?)