worldNote

世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

石原氏再選の当然と後味と期待

2011年04月11日 | 政治
石原氏当選が午後8時00分に決まったというから、何だそれは、である。当選の読みは正しかったし、2位に圧倒的な差はつけている。ただ、次点と3位を足した票数は、当選した石原氏を88,000票余り上回るから、意外に接戦だったとも言えるのだ。

石原都知事4選、現職全9知事当選 民主の退潮止まらず
東京は、民主が独自候補を擁立できなかったこともあり、盛り上がりに欠けた。78歳の石原氏はいったんは引退の意向を固めたが、東国原英夫氏が立候補すれば当選の可能性もあるとの説得を受け、先月11日に急きょ立候補を表明。その直後、震災が発生
自分が引退して、東国原氏が出れば当選の可能性があるから、続投を決めたというのが、事の経緯と真相か。出馬表明の順番から言うと、石原氏(←圧倒的だけど)対渡辺氏の構図に、東国原氏が割って入った格好。当選の見込みは無いので、もう出ないかと思っていたが、政治生命の問題から、撤退も無理だったのだろう。

底意としては、熱意だけが売りのタレント候補に対するアンチテーゼでもある。東国原さんは宮崎県知事を経験しているのだから、実務経験も備わったと考えられる(実態は知らないが)。そういう読みで、東国原有利という読みは普通だろう。元神奈川県知事の松沢さんでも勝てないか、あるいは投票のやり直しになる、という説明もあった。

しかし、神奈川県知事は、元キャスターの黒岩氏である。実務経験無しに加え、そもそもキャスターとしても、疑問な人だった。認識の的外れと、少々短気なしゃべり方が鼻についた。これで、大局観があるとは、とても思えない。原発にも否定的である。

さて、これで東京の東(森田氏)と西をタレント知事に囲まれる結果となった。松沢氏を振り回し、神奈川を振り回した結果になったのは、後味が悪かった。

パチンコと自動販売機の問題がいきなり取り上げられていたのは、全く素晴らしい。実際のやり方は、やや穏健なものになるだろうが、一つ確実に言えるのは、パチンコ業界は、無傷では済まない事。自動販売機は、夏季における(深夜早朝を除いた)常温販売の義務化だろう。台数制限も有効だろうが、方法が難しそうだ。パチンコは、多様な問題を抱えているから(そもそも賭博である)、夏のピーク対策だけでなく、賭博にならないようなゲーム形態にする事もセットになるだろう。いずれにしても、いくつかの対策のコンビネーションになると思われる。

投票ボタン


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。