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世界の覚書

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ハイブリッド・イエローキャブ

2007年05月24日 | 経済・エネルギー・交通
NY名物「イエローキャブ」 2012年秋までに全車ハイブリッド化(産経新聞) - goo ニュース
ブルームバーグ市長は22日、大気汚染対策の一環として、イエローキャブを2012年秋までに省エネ型のハイブリッド車に切り替える方針を発表した。(中略)市内には現在約1万3000台のタクシーが走っているが、車両の交換時に、ハイブリッド車へ切り替えるよう会社やドライバーに義務付ける。(中略)現在の車両では100キロ走るのに17リットルのガソリンを必要とするが、ハイブリッド車は8リットルに抑えられるという。(中略)「ガソリン代などの出費が抑えられるのでドライバーは年間1万ドル(約120万円)節約できる」(中略)これまでトヨタのプリウス、レクサスRX、フォード社のエスケープなどが採用されている。
日本だとタクシーはLPG車が主流だ。現在、リッター70~80円程度。排ガスはクリーンだけど、燃料費が安いから利用されているのだし、イニシャル価格の差もハイブリッド車ほどではない。

アイドリングストップの導入はいいと思うが、エアコンの作動が止まらないなど、メーカー純正の対策車でないと無理がある。

ニューヨークでハイブリッドにすれば、リッター5.8kmが12.5kmになるというのは、どうなんだろう。レクサスGSの場合、ノーマルが10.0km/l(3.5リッター)、9.1 km/l(4.3リッター)、ハイブリッドが14.2 km/l(3.5リッター)だ。性能向上率は142%である。ニューヨークでいう5.8km→12.5km(216%)の性能向上には、車体の大幅な軽量化もあるのではないか。昔からイエローキャブには、コンセプトカーがよく似合う。

写真はフォード・エスケープ・ハイブリッド(2005年11月導入

フォード社曰く(DrivingFutureの記事)
5台の平均燃費は36.4マイル/ガロン(約15.4km/L)でした。一般的なSUVの市街地平均燃費は16.6マイル/ガロン(約7km/L)です。つまりエスケープハイブリッドなら通勤に費やすガソリン代を約半分に抑えられる計算です。
219%の性能向上を言っている。この辺の言い分が、上記のような話になるのであろう。車種を変えて比較されても...
#ところで、ニューヨークのタクシーは年に16万km走るそうだ。日本だと、年10万kmというイメージがあるが。(追記:年20万kmとか、3年で50万kmの方が実際に近いのかも)

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