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世界の覚書

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気候学者と気象学者の意見は違う

2009年01月22日 | 環境・天災・健康
CNN:気候学者の9割超、気温上昇の原因は「人間活動」と 米調査
イリノイ大学は昨年末、全米の地質学者や気象、気候学者など、地球科学関連の科学者を対象にインターネットでアンケート調査を実施し、3146人から回答を得た。アンケートは9つの質問からなり、このうち2つが「地球の平均気温は、18世紀末と比較して上昇しているか?」「人間活動は平均気温の変化に大きく影響しているか?」というものだった。最初の質問については約90%が、後者では82%が同意した。特に、実際に気候を調査している学者の97%が、人間活動によって気温が上昇していると答えた。一方、人間活動が気温上昇の原因だと考える石油地質学者は47%、気象学者では64%
気温上昇の原因は人間活動と考える気候学者が97%で、気象学者が64%とは、これ如何に。Dictionary.comから字義を拾ってみる。
  • 気候学:climatology:the science that deals with the phenomena of climates or climatic conditions.
  • 気象学:meteorology:the science dealing with the atmosphere and its phenomena, including weather and climate.

じゃあclimateは何ぞやと見ると、「generally prevailing weather conditions of a region」で、地理学に接近したような話になっている。基本的には、ある「ローカル」を見つめた話なのだ。

じゃあ weather は何かというと「the state of the atmosphere with respect to wind, temperature, cloudiness, moisture, pressure, etc.」で、こっちの方がマクロで総合的(地球大)な視点に聞こえる。

そんな訳で、気候学者よりは気象学者の反応が低いという事は、注目に値すると思う。

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