ツルネンさんは日本の国会議員だけど日本人にはなりたくない

反日議員を落選させる会の民団集会潜入ルポがあまりにも興味深いので紹介させて頂きたい。

民団青年部が作ったパワーポイントの画像が上映される。

参政権を目指す４つの理由
１．地方参政権は基本的人権である。
２．我々は定住する地域住民である。
３．内なる国際化と人権意識の向上。
４．東アジアの平和と共生社会作り、戦争を起こさせないシステム作り。

基本的人権の中に地方参政権が含まれるというのは、初耳である。なにしろ本来の「基本的人権」は人間であれば誰にでも、如何なる状況でも認められる天賦の権利だからである。もちろん、実際には様々な制約があり、所定の規定に従って100％必ずしも認められる訳ではない。ちなみに日本国憲法では、基本的人権は国民に保障しているのだった（辻褄合ってるじゃないか）。あと、地方参政権の議論は（善し悪しは別にして）「永住」が前提ではなかったかと思うが、違ったかな。４には確かに引っ掛かる。第一（百歩譲っても）、これは国政の問題であり、地方参政権の問題ではない。というか、どうせ「革命理論」だから、何でもありなんだけど。「戦争を起こさせない」とは、日本が対象の概念のように思われる。日本が戦争の原因になるという前提が透けて見える。これでは、工作員に等しい（ま、実質そうだろうけど）。

ツルネンさんのコメントには（予想以上に）幻滅した。白さんと同水準まで落ちていたのか。

「世界が私の属する国、人類が私の属する民族」と題して「フィンランド生まれの選択日本人です」と自己紹介。
（中略）
私は25年前に帰化しました。湯河原の町会議員から参院に次点で繰り上げ、今回の選挙では上位で当選した、何故帰化したかと言うと日本人と同じ立場になるためです。外国籍のままだと日本ではなかなか同じところに入れない。昔は銀行ローンも借りられない。国民年金も無かった、同じ立場になるために帰化した。帰化した人は選択日本人、当時は「日本人になりたい」という本を書いたが、今は私は日本人にはなりたくない。国籍は日本だが地球人になりたい。今分かったがやはり私は日本人になれない、地球市民でありたい。
（中略）
さっき言ったように日本人でもないし地球市民でありたい、都合よい便利という理由で国籍をとった。

#永住と定住と国籍がごっちゃに語られていて、その限りでやや支離滅裂である。

国籍を得る事を、こんな風に考えるようになったなんて、本当に幻滅だ。帰化した当初、少なくとも最初に繰上げ当選した当時は、こんなじゃ無かったと思ったのだが...　その後なにやら、何とか農法とか、ちょっと怪しげな雰囲気を強く醸し出すようになっていたのだが...

日本の国益を第一に考える人間だけが、国会議員の資格がある。都合がいいから日本国籍、なんて人間には、国会議員の資格はない。