昨日の参議院法務委員会は酷かった。委員長が「ご意見もないようですから...」と言うと、丸山和也氏が立って意見を述べ始めた。すぐに「速記止めて」「音声切って」と指示が飛び、しばらく画面は無音。再開すると、再び「ご意見もないようですから...」から、再び開始した。まるでテイク2である。意見のある人は無い事にされたのだ。丸山氏の発言内容は知らないが、意見のある人はいたのである。委員会審議すら、そもそも予定通りにしかやらないものであり、全ては見えないところで決まっているのだ。丸山氏は不規則発言をしたようなものだろう。
さて読売新聞ネタなのか、やらせなのか知らないが(なぜ報道されてるんだ?
読売:「麻生さん=KY首相」資質疑問視する風潮広がる
今の日本の課題も基本は変わっていない。
さて読売新聞ネタなのか、やらせなのか知らないが(なぜ報道されてるんだ?
読売:「麻生さん=KY首相」資質疑問視する風潮広がる
「ボクは自民党の役割は終わったと思う」ジャーナリストの田原総一朗氏は4日昼、首相官邸で首相と面会した際にこう直言した。「自民党の役割は三つあった。日本を共産主義国家にしない。欧米並みに豊かな国にする。対ソ連の安全保障。でも、どれも終わっちゃった」田原氏の指摘に、首相は「そうだな」とうなずくだけだったという。総理のニュアンスはこれだけでは分からないが、田原氏の認識は、ああ(古い世代には)ありがちなものだと思った。そんな話は高度経済成長に成功した昭和39年(東京オリンピック)で終わった話である。「自民党の役割」というのも、CIA的発想というか、正力的発想というか、ナベツネ的発想というか、軽く時代錯誤である。
今の日本の課題も基本は変わっていない。
- 共産主義国家にしない→かつての社会主義者が流れ込んだ奇妙なリベラリズムの渦に落ち込むかどうかの瀬戸際にいる。
- 欧米並みに豊かな国にする→第2次産業にまだ元気が残っているのはいいが、先行き不安な状態にある。科学技術の競争力も先行き不安。
- 対ソ連の安全保障→対中国の安全保障は今後ますます課題になる。韓国も危うい存在だし、そもそも日本は未だに交戦権も無いなど、軍事的に中途半端な状態にある。
- 追加事項として、高齢化と少子化。
此れがサッと言えない首相では、何と言うか、吉田茂の孫かいな。