worldNote

世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

トルコの春

2013年06月04日 | 政治
朝日:トルコで数千人規模のデモ 五輪開発への抗議が発端
五輪のイスタンブール招致をめざす政府は、タクシム地区の再開発に着手。その一環として、公園の樹木を伐採してショッピングモールにする計画がある。環境活動家らは「市民の声を無視している」と撤回を求め、数百人が5月27日から公園内で座り込んで
東京:トルコデモ 全土に拡大 再開発反対→政権不満が噴出
本紙取材に評論家イリア・シアル氏(イスタンブール)は「シリア危機への深い関与やアルコール規制、今回の再開発強行など首相のさまざまなビジョンを押し付けられていると感じる人々は多い。長年の蓄積した不満が噴出した」と解説する。
読売:トルコのデモ過激化、政党事務所も襲撃
エルドアン首相率いる穏健イスラム政党「公正発展党」事務所が襲撃(中略)があったのは、同国第3の都市である西部イズミル。デモ隊が建物に火炎瓶を投げ込んだという。(中略)デモの発火点となったイスタンブール中心部のタクシム広場は3日、鼻を突く焦げた臭いがかすかに漂っていた。(中略)5月末以来、デモに参加し続けているという男子大学生(23)は、「エルドアン政権になって、政権を批判した人々が突然逮捕されたり、行方不明になる事件が発生している」と語り、「この国には正義がない」とはき捨てるように言った。女子高生(18)も「民主国家に住んでいる気がしない」と怒りをあらわにした。
トルコは西側の優等生かと思いきや、「アラブの春」「ジャスミン革命」みたいな事になってきた。「発火点」というくらいで、可燃性ガスが充満していたのだ。エルドアン派は政権についているくらいで、国民の支持はあるはずだが、独裁化しつつあるし、エルドアン支持派はイスラム主義指向だから、世俗主義との軋轢は根が深い。

将来はイランの春も見てみたいものだ。

人気ブログランキングへ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。