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世界の覚書

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四川地震は予告されたのか

2008年05月18日 | 環境・天災・健康
大紀元日本5月15日:中共当局またも情報隠ぺい、唐山大地震の惨劇繰り返す
地震専門家の話によると、唐山の地震は事前に予報しなかったのではなく、ただその情報は重視されなかっただけだという。唐山の作家張慶洲氏が2005年出版した著書『唐山警世録』によると、唐山大地震はかつて多くの人が予測したが、政治闘争が絡んでいるため、地震予報の発表は見送られ(中略)
CNNと英国BBCの報道によると、英国などの科学者が5月9日に大地震が起こり得るという情報を中国政府に伝えたが、中国共産党政権はずっとその情報を隠し(中略)
5月3日に、四川アバ・チベット族自治州馬爾康県一帯では地震がまもなく発生するという情報が広がり、同自治州の防震減災局に電話をかけ問い合わせた人がいたが、同局はデマにすぎないと否定し、またデマの出所を探し出しデマを打ち消すよう、馬爾康県防震減災局に要求し、同時に四川省政府のホームページでその地震情報が誤りだという公告を出した。地震発生後その内容はすぐ削除された。また、地震発生の数日間前、ウェン・チュアンから数十キロしか離れていない綿竹市西南鎮の檀木村で大規模なヒキガエルの移動が見られた。
宏観現象は、あった。あれほどの地震だし、あれほど(多分)活断層がある地域だから、それはあったと考える方が自然だ。

囁かれているのは、唐山地震も四川地震も、宏観現象などの予兆を察知しながら隠蔽した可能性だ。

大紀元日本5月14日:中国当局は大地震の予兆を把握していたのか=記者会見で深まる疑惑
市中では中国国家地震局が地震発生前に民衆による予知警告を受け取っていたが、北京五輪中の社会安定維持要求に基づき、これらの発表が禁じられていたという噂が流れている。(中略)最初に質問した「シンガポール連合早報」の記者は、彼らが受けた四川省地震局職員7人の訴えを示し、これらの職員が数日前に地震の予兆に気付いたが局では五輪前の安全保障のためにこの情報を発表することは禁じられていたということを指摘した。
実に興味深い。

株式日記と経済展望:なぜ唐山予知に失敗したのか?これが、今回の四川地震とまったく同じ理由であった。経由、
中国は、かつて、毛沢東・周恩来の時代だが、1973年海城地震M7.3の予知に完全成功し、住民を集めて避難させ、映画を上映中に地震がおきたが、死傷者はほとんど出なかった。
海城地震はパターンがはっきりしていたから予知が成功したが、1976年の唐山地震では違ったから、上手く予知できなかったという説明はある。

中国の地震予知 ─世界で初の予知成功例

では四川地震はどうだったのか、それは分からない。今回の地震では近辺に多くの核施設があるのだが、特に異常が報告されていない。これは何を意味するだろうか。真相は藪の中かもしれない。四川地震は予告され、隠蔽されたのか。そういう推測があながち否定できないところがチャイナだ。

産経新聞:中国・四川大地震 前兆現象やはりあった

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