読売:戸惑うパチンコ・飲料業界…石原知事に批判され
パチンコは酷い。鉄道が2%だとすれば、1.5%は目立つ消費である。パチンコと鉄道では、社会的公益性が全く違う。84万kwは、なるほど原発1機の平均定格出力(およそ89万kw)に匹敵する電力である。対策としては、他の機器はともかく(当然として)、エアコンの設定温度調整と扇風機(ないし送風)がまず考えられるが、それで店内の温度が耐えられるものになるかどうか。今夏、ピーク時間帯(正確には、需給ギャップが発生すると思われる時間帯)の営業停止が妥当な措置だと思う。が、いずれにせよ、パチンコ業界は、余程の覚悟が必要である。例えば空調服の用意というのは非現実的だが、各席に個別の送風吹き出し口を設けるという手も考えられる。それで熱中症を防げるという程度。
日本遊技関連事業協会(中央区)によると、パチンコ店で最も電力消費が大きいのは空調で、東京電力管内の約4000店舗の真夏の消費電力は、ピーク時でも約84万キロ・ワットと推計され、「おそらく夏場の全電力供給の1・5%程度」と話す。(中略)全国清涼飲料工業会(同)によると、東電管内の自販機は約85万台で、これまでも夏場の電力需要ピーク時に冷却運転を止めるなどの対策をしているという。数字が出た。パチンコはピーク時約84万kwで、予想(37.5万kw)の倍以上。これは酷い。自販機はほぼ予測通り。85万台×17w(午後1~4時)なら約1.4万kw。ひょっとしたら、今夏は冷却装置オフの時間帯を拡大して、さらに合計で1万kwを目指すかもしれないな、と思う。ただし通常時間帯は280~300W/台だから、85万台×290wなら24.6万kwで、当初の予測と殆ど同じ。
パチンコは酷い。鉄道が2%だとすれば、1.5%は目立つ消費である。パチンコと鉄道では、社会的公益性が全く違う。84万kwは、なるほど原発1機の平均定格出力(およそ89万kw)に匹敵する電力である。対策としては、他の機器はともかく(当然として)、エアコンの設定温度調整と扇風機(ないし送風)がまず考えられるが、それで店内の温度が耐えられるものになるかどうか。今夏、ピーク時間帯(正確には、需給ギャップが発生すると思われる時間帯)の営業停止が妥当な措置だと思う。が、いずれにせよ、パチンコ業界は、余程の覚悟が必要である。例えば空調服の用意というのは非現実的だが、各席に個別の送風吹き出し口を設けるという手も考えられる。それで熱中症を防げるという程度。