今後30~50年の日本に関する最大の課題の一つは、少子高齢化による人口減少にどう向き合うか、ということであり、現実的な解決策の一つは移民の受け入れであろう。歴史的に抵抗感が強いことは十分に分かるが、財政赤字の拡大や社会保障の将来も考えると、国家の存亡そのものに関わる問題だと思う。今後、折にふれ、取上げて行きたい。
◎英国、移民増加で人口6000万人を突破
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060825AT2M2500D25082006.html
英国の国民統計局が24日発表した人口動向によると、2005年6月時点の英国の人口は6020万人と6000万人を突破した。1年間で37万5100人(0.6%)増えた。増加率は過去40年間で最大。中東欧からの移民受け入れの影響が大きい。
人口増加率は1991年から04年までは年0.3%のペースだったが、昨年は増加ピッチに弾みがついた。04年に欧州連合(EU)に加盟した中東欧国からの移民が増えたため。高齢化が進むなかで、移民に対する開放的な政策が人口増を支えている。
◎シンガポール首相、外国人の一層の受け入れ表明(8/21)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060821AT2M2000N21082006.html
シンガポールのリー・シェンロン首相は20日、国民に向けたテレビ演説で、少子高齢化に対応するため、海外からの移住者を一層受け入れる必要があると強調した。首相は「外国からの移民は我々の雇用機会を奪うわけではない。経済を活性化し、より多くの雇用機会を生み出す」と説明、首相府内に新部門を設けて移民を増やす計画を推進すると説明した。
首相は持続的経済成長のため約400万人の人口を維持しなければならず、「このためには少なくとも年5万人の子供が必要だ」と指摘した。現在は年間で約3万8000人にとどまっており、不足した人材を海外に求めると述べた。
◎英国、移民増加で人口6000万人を突破
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060825AT2M2500D25082006.html
英国の国民統計局が24日発表した人口動向によると、2005年6月時点の英国の人口は6020万人と6000万人を突破した。1年間で37万5100人(0.6%)増えた。増加率は過去40年間で最大。中東欧からの移民受け入れの影響が大きい。
人口増加率は1991年から04年までは年0.3%のペースだったが、昨年は増加ピッチに弾みがついた。04年に欧州連合(EU)に加盟した中東欧国からの移民が増えたため。高齢化が進むなかで、移民に対する開放的な政策が人口増を支えている。
◎シンガポール首相、外国人の一層の受け入れ表明(8/21)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060821AT2M2000N21082006.html
シンガポールのリー・シェンロン首相は20日、国民に向けたテレビ演説で、少子高齢化に対応するため、海外からの移住者を一層受け入れる必要があると強調した。首相は「外国からの移民は我々の雇用機会を奪うわけではない。経済を活性化し、より多くの雇用機会を生み出す」と説明、首相府内に新部門を設けて移民を増やす計画を推進すると説明した。
首相は持続的経済成長のため約400万人の人口を維持しなければならず、「このためには少なくとも年5万人の子供が必要だ」と指摘した。現在は年間で約3万8000人にとどまっており、不足した人材を海外に求めると述べた。