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世界の将来について、一緒に考えていくブログ
-2006年から大恐慌の到来を予想
-6年半ぶりに投稿

国債残高の伸び鈍化・税収増や消却拡大で

2006-08-29 09:52:23 | 日本関連
国債残高の伸びが鈍化しているということで朗報だ。ただ、忘れてはいけないのは、今は未曾有の長期的な好景気の真っ只中にいるということで、そういう時期ですら、残高が増え続けているのは、憂慮すべき事態であることには一向の違いはない。

次期首相の最有力候補とされる阿部晋三氏は、小泉路線を引き継いで小さな政府を目指していると聞くが、政府部門の徹底したリストラはまった無しの状況である。


◎国債残高の伸び鈍化・税収増や消却拡大で
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060829AT3S2801R28082006.html
 国の借金である国債の残高の伸びが鈍化している。税収増と歳出削減で新規発行額が抑えられていることに加え、財務省が市場などからの買い入れ消却を増やしているためだ。景気回復にもかかわらず長期金利が低い水準で安定している一因にもなっており、景気の持続性をより高める好循環が生まれている。このまま国債残高の伸びが低く抑えられれば、深刻さを増す財政悪化に一応の歯止めがかかる。

 今年7月の国債残高の伸び率は前年同月比で4.7%増にとどまった。これは1993年11月以来、ほぼ13年ぶりの低い伸び。2005年2月(13.4%増)を直近のピークに、伸び率が急低下している。