さて、今後は中東情勢。8/7にイラク内戦の可能性について書いたが、イラク情勢が欧米のコントロールの効かないところに行きつつあるのではないかという一つの示唆を示す事例。イランは、ヒズボラによる陽動作戦(7/22投稿参照)だけでなく、イラクを内戦に追い込み、純粋なシーア派政権を作ることで、最終的には、イランとの合併など、大イラン構想に進むことも、視野に入れる必要があろう。
◎イラク駐留の英軍が武装勢力に敗退?・基地を捨て移動
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060825AT2M2500725082006.html
イラク駐留英軍は24日、南東部マイサン州の州都アマラ近郊の基地から撤退した。連日のように続く武装勢力の迫撃弾攻撃に音を上げた格好だ。駐留多国籍軍の部隊が任務の途中で基地を捨てるのは異例で、事実上の「敗退」との見方が強い。兵士約600人はイラン国境に近い砂漠地帯に移り、同国からの武器密輸の阻止に専念する。
英軍のバルブリッジ報道官は撤退について「マイサン州の武装勢力は自分たちが英軍を基地から追い出したと主張するだろうが、それは間違い」と指摘。一方で、迫撃弾攻撃が撤退理由の一つであることを認めた。
部隊は今後、国境地帯を軽装備で移動する。英軍はイランがイラクのイスラム教シーア派武装勢力に武器を提供していると非難している。
英軍は7月、南部ムサンナ州で警備対象だった陸上自衛隊の撤収を見届け、同州での駐留を打ち切ったばかり。(バーレーン=加賀谷和樹) (10:05)
◎イラク駐留の英軍が武装勢力に敗退?・基地を捨て移動
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060825AT2M2500725082006.html
イラク駐留英軍は24日、南東部マイサン州の州都アマラ近郊の基地から撤退した。連日のように続く武装勢力の迫撃弾攻撃に音を上げた格好だ。駐留多国籍軍の部隊が任務の途中で基地を捨てるのは異例で、事実上の「敗退」との見方が強い。兵士約600人はイラン国境に近い砂漠地帯に移り、同国からの武器密輸の阻止に専念する。
英軍のバルブリッジ報道官は撤退について「マイサン州の武装勢力は自分たちが英軍を基地から追い出したと主張するだろうが、それは間違い」と指摘。一方で、迫撃弾攻撃が撤退理由の一つであることを認めた。
部隊は今後、国境地帯を軽装備で移動する。英軍はイランがイラクのイスラム教シーア派武装勢力に武器を提供していると非難している。
英軍は7月、南部ムサンナ州で警備対象だった陸上自衛隊の撤収を見届け、同州での駐留を打ち切ったばかり。(バーレーン=加賀谷和樹) (10:05)
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