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(大)不況!? その70 前FRB議長「米経済、年末までの景気後退入りあり得る」

2007-02-27 12:31:17 | 世界経済

グリーンスパンの様な立場の人間が景気後退の可能性について言及するのは大変珍しいと思うが、興味深い発言である。

 

◎前FRB議長「米経済、年末までの景気後退入りあり得る」

http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200702270006.html

2007年02月27日07時05分

 [ワシントン 26日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)前議長のアラン・グリーンスパン氏は26日、米経済が、年末までに景気後退局面に入ることは「あり得る」との見方を示した。ダウ・ジョーンズ通信が伝えた。

 グリーンスパン氏は、衛星中継を通じて香港で開催中の会合で講演し「景気後退後の期間がこれほど長期化する場合、常に次の景気後退の要因が集積する。すでにこの兆候が見え始めている」と指摘。「米国内では例えば、企業の収益率が既に安定してきているが、これは景気サイクルの終盤に入っていることを示す初期の兆候だ」との見方を示し「2007年下半期に景気後退が始まる可能性があるが、大半の予測はそのように判断していない。2008年にやや減速すると予想している」と述べた。

 そのうえで、このような先の見通しを予測することは「非常に推定的(precarious)」であるが、年内の景気後退の可能性を排除することはできないと述べた。


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