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スピードが分けた勝敗

2020-03-29 07:09:26 | 日記
遠い昔に世界史の授業で学んだ記憶があります。
16世紀のスペインは最強国のひとつでした。
そして、「無敵艦隊」を所持していました。
だが、当時の新興国のイギリスがこの無敵艦隊を破ったことにより、世界の覇権は移動したようです。
当時の状況はこんなだったことを知りました。
皆さんはご存知でしたか?

◆スペイン無敵艦隊、イギリス艦隊に敗北
 当時オランダは、スペインの植民地だったそうです。
 そして、そのオランダのスペインからの独立戦争をイギリスが支援していたそうです。
 そのため、スペインが無敵艦隊をドーバー海峡まで派遣し、イギリス艦隊と激突したわけです。

 結果は、無敵艦隊側の惨敗に終わったそうです。
 その理由ははっきりしていて、無敵艦隊は足の遅い大型船(白兵戦用の人員多数乗船)中心だったそうです。
 対するイギリス側は、快速の小型船が中心で射程距離の長い大砲を装備していたそうです。
 結果は明白で、遠距離から砲弾を浴びせて、無敵艦隊を次々と被弾させたようです。
 これにより、無敵艦隊は敗北を余儀なくされたわけです。
 このことは知りませんでした。

 このことを、おもいっきり簡素化すると、戦いの勝敗を分けるのはスピードにある、とも言えますよね。
 それは、ビジネスにも言えるのかも知れません。
 「今考えています」、「慎重に検討しています」、「熟慮中です」、などと言うのは、怠惰なのかもしれませんね。
 何事もスピード感を持って行うことが大事なようです。
 さらに時代は下って、日露戦争で当時世界最強と言われたロシアのバルチック艦隊を破った
 あの「天気晴朗なれども波高し、皇国の興廃この一戦にあり」の日本海海戦にもつながっていったわけです。
 歴史って、意外と面白いですよね。