セクハラ(性的な嫌がらせ)・パワハラ(組織内の嫌がらせ)・カスハラ(顧客の理不尽なクレーム)が、世間を騒がせている。
兵庫県庁内での出来事は、もう全国区の関心事となっているようだ。
身近なおいらの所属する組織でも、こんな状況だった。
◆打たれ強い?
世の中に、そんな評価を得たいと思っている方は、そんなにいないだろうと思う。
だがそんな本人の希望とは異なり、おいらはそんな評価を得てしまった。
それは、こんな周辺状況からです。
組織管掌の専務取締役は、極めて優秀かつ実務能力のある方だった。
そこでの課長は、中堅企業が故に社長の運転手をも兼ねる如才ない方だった。
だが結果だけ言えば、専務の実務要求に応えきれずに出社拒否をし、子会社へと出向していった。
次いで部長は、直接的な風当りを受けることとなり、やはり専務の要求基準に達せられずに子会社出向を自ら希望した。
幸か不幸か、その地位を襲ったおいらは、引き続き専務の厳しい罵声を浴びることとなった。
それは、他部署である営業部や商品部の知ることでもあった。
だが専務の要求基準は当然なことで、おいらは少しだけ視点をずらしてみた。
おっしゃる通りそのままでは難しい(すべてが得られない)のですが、ここをこうしたらどうでしょう。
得られる結果は、満額ではありませんが、半分以上は得られると思います。
専務からは、そうかその手があったか、良し任せる!! それでやれと言われたものだ。
そんなことが二つ三つと続き、専務の罵声が当部署から聞こえなくなったのは、ひとつのサプライズだったようです。
そんな声がCEOにも届き、組織運営が安定し、報酬的にも満たされたものとなっていったのです。
部下の能力についても、バランス良く見ることが必要なのかもしれませんね。
→それでも専務の退任(失脚)と同時に、閑職~退職のおいらですので、まあそこまでだったのでしょうね。