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ようやく7月分に入ります…。
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7月2日(日)は越生町のよしざわ自然農園さんへ。右の朝日のあたる家をお借りして、すぐ下を流れる越辺川にて里山体験プログラム「プライベイトリバーで川遊び②」でした。
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朝日のあたる家のウッドデッキです。ちょっと休憩したり、お弁当を食べたり、ハンモックでお昼寝したりできますが、みんな川遊びに大忙しなので今回はあまり利用されていなかったかな。
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たか爺は真っ先に庭のムクゲの木へ。やはりコクワガタのペアが隠れておりました。左側にはヨツボシケシキスイも。後半にはカブトムシ♂を見つけていた子もいましたが、これは後ほど。
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今回は番外編なしなので、ついでに八重のムクゲの花も載せておきます。
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定員30名のところキャンセル待ちも0になって、参加者は9家族31名。
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あとは1日ご自由に遊んでいってください。
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まずは川の生きもの探しからスタートかな。
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魚や水生昆虫の種類も多く、多様性に富んだ川ですからねぇ~。
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例によってあとはほぼ時間順に載せておきます。今回はいつものワンダースクールの活動報告記事よりさらに画像が多く、長くなってしまいますがご容赦を…。
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ここまでは開始直後の上流側です。
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川へ下りる場所のオニグルミの木に架けられた空中ブランコ!?
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これは下流側。泳いだり潜ったり流れたりできる少し深くなった場所ですね。
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もちろん生きもの探しもOKです。
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上のママは、羽化して間もない小さなサナエトンボを見つけてくれました。
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『改訂 トンボの調べ方』(日本環境動物昆虫学会編 文教出版)によると、襟条と背隆線上の黄条がつながって逆T字型なので、ヒメサナエかヒメクロサナエ。前の画像で胸側第1条は第2条と癒合していないのでヒメサナエになるのかな。念のため寄居の新井さんにメールして確認してもらったら、間違いないようです。そういえば、この本は昔新井さんにいただいたものでしたね。
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実はこちらの羽化殻がお手上げでメールしてしまったのですが、どこか違和感があったのは触覚が写っていなかったからでした…。ヒメサナエかオジロサナエということだったので、おそらく上の成虫のものと思われます。
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ウスバキトンボも捕まっておりました。
「ウスバキトンボ全国マーキング調査」は今年も継続されると聞いていましたが、今のところ担当者から何の連絡もないので、マーキングはしないでリリースです。結局、昨年だけの一過性の調査で終わっちゃったみたい?
⇒訂正です…。新井さんから今年も継続とのメールをいただきました。次回のワンダースクールから元気な子どもたちに頑張ってもらいます!
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いい声で鳴いていたカジカガエルのオタマジャクシたちが4匹隠れていますが、こんな画像では2匹しかわからないかぁ…。
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川べりのネムノキですね。
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サワガニはけっこう捕まっていました。
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こちらの親子も。
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アカザも入っています。
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たか爺愛用の下記『埼玉の淡水魚図鑑』によると、アカザは「利根川水系にのみ見られる国内外来魚」となっていますが、もう何年も前から荒川水系のこの越辺川でも見られ、ここ数年はギバチよりも増加傾向かもしれません。
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これはヒラタカゲロウsp.の幼虫までにしておきます。フラッシュ撮影もしておかないと、鰓の斑点の有無や頭部前縁の斑紋もよくわかりません…。鰓に斑点はないように見えるので、ウエノヒラタカゲロウあたりかと思うのですが…。
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こちらではヒガシシマドジョウが大漁でした。
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ヒガシシマドジョウです。
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ヒラタドロムシsp.の幼虫もフラッシュ撮影が必要でしたね…。『Web版 ヒラタドロムシ幼虫図鑑』によると、側葉片が10なのでヒラタドロムシ属。
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ひっくり返すと、鰓がもさもさした感じなのでヒラタドロムシで決定!?
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これはガガンボsp.の幼虫かと思いますが、たか爺には調べようもなく…。
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下流側です。
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「プライベイトリバー」なので、ワンダースクールのご家族しかおりません。
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これはハグロトンボのヤゴが入っていたかな。
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カワムツかアブラハヤあたりの幼魚、ヒガシシマドジョウ、サワガニ、ヌマエビsp.、カジカガエルのオタマジャクシ、ヒラタドロムシの幼虫、ハグロトンボとコヤマトンボのヤゴ、サナエトンボsp.のヤゴは2~3種?
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ミヤマカワトンボ♂です。
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たか爺も捕られる前に撮っておいたぜ!?
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風布川に多いオナガミズスマシは、この川では稀ですね。
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庭のお花も少々。アルストロメリア。
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ヤブカンゾウに。
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アフリカハマユウも。
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出ました! 鹿肉です。お昼近くになってみのるじぃじが差し入れてくれました。
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ヤギのヤックルです。君は食べないから大丈夫だよ!?
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お待ちかねだった子は、焼肉担当としてしっかり働いてくれましたねぇ~。
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みんなでありがたくいただきました。
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役得ということで、いくらでも召し上がれ!
「俺がもう少し大きかったら、たか爺の後が継げるのに」なんて、涙がちょちょぎれるようなことまで言ってくれちゃったりして…。でも、それだけはやめておいたほうが無難かな!? ワンダースクールもあとは1年1年、来年はどうするか決めていくしかありませんが、当初からたか爺一代限りの予定でございます。
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たか爺はもう牛肉や豚肉はあまり食べなくなりましたが、鹿肉は大好きです。牛肉も国分牧場産なら大丈夫!?
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中国から輸入されたカラムシ(Ramie)にくっついてきたといわれるラミーカミキリ。朝日のあたる家の庭にはカラムシやムクゲも多いので、毎年見られるわけですね。
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ここからは午後の部。
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下流側です。
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このカジカは特大サイズ!
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観察ケースは10㎝ですが、『埼玉の淡水魚図鑑』では「産卵は6㎝程度より大きい個体が行う。10㎝あれば大型のほうで、この大きさになるには数年が必要」とのこと。
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せっかくなのでお顔も!?
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これぐらいのカジカはけっこう捕まっておりました。
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上流側です。
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左のママはなんと!
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カジカに続いてこれまた大きなカマツカを。『埼玉の淡水魚図鑑』には「減少傾向が明らかで生息密度は低く、川遊びで会うことができれば幸いである」と書かれておりました! みのるじぃじによると昔はかなり生息していたようなので、この川では少しずつよみがえりつつあるのかな。
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ヘビトンボの幼虫です。
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下流側は午後もにぎやかでしたね。
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絶好の川遊び日和でしたからねぇ~。
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コオニヤンマの羽化殻です。
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ヤマトタマムシは毎年庭に飛んでくるのですが、今年は駐車場のほうで見つかっていました。
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カブトムシ♂を見つけた子ですね。
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朝コクワガタのペアが隠れていたムクゲの根元におりました。
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記念撮影もしておかないと!?
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そろそろお開きかなぁ…。
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リリースタイムです。
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お着替えも済んでハンモックにて。
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空中ブランコですね。
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帰り際、駐車場にはまたヤマトタマムシが! 何か車に寄ってくる理由があるのかな?
よしざわ自然農園さんでの「プライベートリバーで川遊び」は、今年も5月から9月の5回開催予定です。梅農家さんなので繁忙期の6月には予定を入れていませんが、8月は2回開催となります。あとはお天気や川の状況次第ですね。
たか爺にとってはもうおもしろい兄さんのいる第二の故郷みたいなものですが、会員の方たちの中にも「ここが一番」と言ってくれる方が多いかな。ぜひまたご参加ください! 川でも庭でも実に多様な生きものたちが待っていますよ。