
photo by sachibaa
うらめしそうに川を眺める子どもたち!? というわけではございません。コサギかアオサギでも観察中だったのかな?
7月26日(水)のキッズ夏休み「化石発掘体験」の午後は、化石と自然の体験館から車で10分のくらかけ清流の郷へと移動。とりあえず、お弁当タイムです。雨はもうあがっていましたが、屋根付きでテーブルと椅子もある休憩所利用ですね。

残念ながらこれは、20日の下見の際に中州の中から撮った写真です。

くらかけ清流の郷も、この日はくらかけ濁流の郷となっておりました…。
上流部でもかなりの雨が降った模様です。

都幾川は川遊びどころか、川の生きものさがしでも危ない状況でした。

コオニヤンマです。
子どもたちのお弁当タイムはさち婆に任せて、たか爺は例によっておにぎりの歩き食いでうろうろと生きものさがしです…。虫はどこにでもいるし、今回写真は撮っていませんがお花も咲いていますからね。

ノコギリクワガタのカップルも見つかりましたよ。下にメスがおります。

photo by sachibaa
さっそく子どもたちのもとへ。
オスはこの子のおみやげに、メスは6月の「夜のクワガタさがし」の際にオスを手に入れていた子のおみやげとなりました。

photo by sachibaa
お弁当のあとは、川がダメなら虫さがしに出発!
そこはいい加減なワンダースクールということで…。

この獲物はヤマトシジミだったかな?
トノサマバッタやショウリョウバッタの幼虫、クルマバッタモドキなども捕まえていましたが、子どもたちは次々とチョウやバッタを追いかけ回して、いっこうに先へは進めません…。まあ、ワンダースクールではそれもOKです。

ノコギリカミキリも捕まりました。

子どもたちの目の前で翅を開いて、飛びたってくれましたねぇ~。
でも、カブトムシと同じく飛ぶのはへたくそです。すぐに他の木にぶつかって落下しておりました…。

ゴマダラチョウはスギの木で吸水中!?
そういえば今年はまだ、樹液ではアカボシゴマダラしか見ていませんでしたねぇ…。

ほとんど先へは進まないまま、川原へもちょっと下りてみます。
ここまで増水してしまっていると、急な増水はあまり考えられないけれども、良い子のみんなは真似しないでね!? じわじわと水位が上がってくる可能性はあるので、水際の目立つ石や水没している草を目印にして要注意ですよ。

さすが野球部! 2人とも投げた石が対岸まで届いておりました。
でも、これも良い子のみんなは真似しないでね!? 対岸どころか周りにも誰ぁ~れもいない日だからできるお遊びです。人がいるところで子どもたちにやらせている親御さんも見かけるけど、とても危険です…。この子たちだけだって横に広がってやってくれないと、お友達の頭に石をぶつけちゃう可能性だってありますからねぇ…。

photo by sachibaa
ようやく少し進んで…。ハグロトンボを捕まえたところだったかな。

ハグロトンボだらけだった場所です。

ナツアカネはヤラセ写真…。
子どもが捕まえたものをリリースしたところです。

雨上がりなのでカタツムリも。ミスジマイマイです。

オカモノアラガイも。

マスクマン!? ヒメナガメの模様はアートですよねぇ~。

ニイニイゼミには逃げられておりました…。
まあ、この日は川の生きものさがしの予定だったので、みんな魚とり網しか持ってきていませんでしたからね。
たか爺としては、川沿いの道では樹液ポイントになりそうな木がもう少し見つかるかと思っていましたが、1本だけでちょっと残念…。この日はいくらも歩かないうちにUターンしたので、そのうち1本下流の橋ぐらいまでは歩いてみたいところです。でもその前に、川の生きものさがしにリベンジかな。