7月1日(日)は、「親子で化石さがし」で小鹿野まで。最近ではめずらしく天気予報がはずれて、小雨がぱらつく中での開催となりました。参加者は送迎3家族・現地3家族の6家族18名です。日曜日とあって河原にはすでに他にも3家族が来ていて、1家族はけっこういい状態のカニの化石を2つも見つけていました。写真も撮らせてもらっておけばよかったですね…。
で、期待もふくらむわけですが、そう簡単にはいきません。助っ人に来てもらったアシスタントのあきらも二枚貝の貝殻のかけら程度、たか爺も魚のウロコらしきものだけ、しげママは葉っぱの化石、しおんは小さなシジミサイズの凹という程度でした。たか爺としてはいい流木が手に入ったので、それだけで充分なんだけれども、やっぱりカニやサメの歯は欲しいよなぁ~。
途中から生きものさがしになっていた子どもたちは、サワガニやカジカガエルのオタマジャクシ、メダカサイズの魚の子どもなどを捕まえていました。かなり泳いでいた成魚のほうは、あきらでも捕まえられませんでしたね。
「化石かと思ったら、動きおった。」
確かにこれは、生きている化石虫!? ひろパパが見つけてくれたのは、ヒラタドロムシの仲間の幼虫です。水質からいくと普通のヒラタドロムシとは違う種類になるのかな? チャバネアオカメムシは河原の石の上にいたものです。
上は、帰りに寄ったおがの化石館の展示物のナクラベンケイガニとサンドボール。サンドボールは見つけていた子も多かったけれども、化石とは言えないよなぁ…。でも、化石さがしって宝物さがしなわけで、子どもたちにとっては宝物になるかもしれませんね。
まあ、たか爺としては、秩父での化石さがしはきれいな川の河原へ行くことになるので、何よりもまずロケーションがお気に入りです。化石ぬきでも1日のんびり過ごしたい場所だし、生きもの系やアート系の楽しみ方もできる場所ですからね。まだ下見に行っていない場所もいくつかあるし、これからも気まぐれに臨時開催したいと思っていますよ。