4月2日(日)は、「化石でワンダー探検隊」で小鹿野町へ。
上の子が転石から見つけていた二枚貝の化石です。この写真ではわかりませんが、シラトリガイのような形で合弁でした。
皆野寄居有料道路の工事中だった区間も開通していたので、今回初めて利用してみましたが、下りてからのルートを考えるとやはり前回の近道の方が走りやすいし、もしかすると時間的にも早いかもしれませんね…。

photo by sachibaa
このキャラ、カバじゃないからね!?
今から約2000万年前から1100万年前まで生きていた絶滅哺乳動物のパレオパラドキシアですよ。小鹿野町でも化石が見つかっております。

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集合場所はおがの化石館の駐車場。注意事項や配布資料に関する話のあと、これまで小鹿野町での「化石でワンダー探検隊」の際に見つかった化石を見てもらっているところです。

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いよいよ出発!
1家族がキャンセルとなり、参加者はキッズ1名+ファミリー4家族13名の14名。アシスタントはさち婆です。出発してすぐに見つかった大きな鳥の巣は、多分カラスのものですね。

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ようばけをバックに記念撮影中。天然記念物ですからねぇ~。

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ようばけの解説板も見ておいてもらわないと。

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一昨年2月のようばけからの落石の上でも記念撮影です。
ようばけでの化石採集は当然禁止されていますが、こんなに大きな岩が対岸まで落ちてくるような場所で、化石探しなんてできませんよねぇ…。
上流部へと移動します。
早く下流部の調査もしてこないと…。
シカの足跡や水たまりの生きものの観察中ですね。

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崖・転石・河床部等、化石採集のポイントとなる場所を説明中かな。

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広~い川原で、親子単位での化石探しがスタートです!
ここからが本番ですね。

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ワンダースクールの「化石でワンダー探検隊」や魚釣り等は、基本的に「ファミリー小1以上」。

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でも、ご両親揃って参加される場合には、幼児の弟や妹さんの参加もOKにしています。

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まずは転石狙い。

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こちらは崖狙い。

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キララガイのような小さな二枚貝だらけです。

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こちらのご家族が見つけていました。
たか爺はとりあえず、川を渡れそうな場所探しから。
前日の雨で下見の際よりも水量は増えていましたが、大人の長靴でぎりぎりセーフの場所が見つかってラッキーでしたね。
対岸ですぐに見つかった植物の化石です。
カニも出てきました。
いったん戻って、参加者の方たちも誘ってみます。
さて、何が見つかるでしょうか?
カニは川原の転石からも見つかります。
上の子が見つけていたカニの甲羅と二枚貝。

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こちらの親子がやはり転石から見つけていた化石を撮影中です。
カニの凸と凹、甲羅だけのものも入っていました。
以下はたか爺がこの日見つけたもの。これは甲羅だけ。
これも甲羅だけ。
このナグラベンケイガニは、余計な部分の石を割ろうとしたらこのあと真っ二つに…。
カニかと思ったら、なんか違う!? 今回一番の掘出物かもね。詳しい人はご教示ください!
まあ、この日は何も持ち帰らずみんな参加者の方たちにプレゼントしてきちゃったけど…。
対岸のご家族が見つけていた、これはねぇ…。どこかの田んぼか湿地から流されてきたマルタニシあたりかな?

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13時にいったん再集合。みんなが見つけた化石を見てもらいました。
送迎組はこのあとおがの化石館の見学の予定でしたが、化石探しをもっと続けたいとのことなので、14時まで続行ですね。

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対岸へも。

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たか爺もまた…。

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お天気にも恵まれ、カニもかなり見つかったし、ご家族での化石探しをたっぷり楽しんでもらえたと思います。ぜひまたご家族でもお出かけください。ワンダースクールとしては春休みの定例行事ですが、他の季節にも臨時開催できるといいですね。
そういえば、昨年は〇〇〇なんとかアカデミー、今年は〇〇ゼミナールの団体さんのバスツアー+他の1団体も来ておりました。ちょっと調べてみたら、ゼミナールさんのほうは14.000円/1名なので親子2名だと28.000円也。まあ、都心の駅から大型バスをチャーターするとそうなっちゃいますよねぇ…。人数が多いと採集場所も限られてしまうので、ワンダースクールとしては助かっております!?
品種名まではわからないけれども、崖側の雑木林の桜も開花。
アオイスミレもまだきれいでしたねぇ~。