5月17日(日)のザリガニの池です。
水面に浮かぶ白いものは「柳絮」。俳句では春の季語になっていますが、この時期に白い綿毛で風に舞うヤナギの種子ですね。ヤナギの種類は木に付けられたバーコードでわかるのに、調べてくるのをまた忘れてしまいました…。
北側の池は干上がっています。
ワンダースクールの今年のザリガニ釣りは、5月15日(金)のワンダーキッズからスタート。
16日(土)と17日(日)はサタデースクールで、まずは3連ちゃんです。
網なし勝負はちょっとまだ難しかったようで、子どもたちは釣り上げるのに苦労していましたね。
好ポイントで、この子は6匹。でもなぁ…。これじゃあ長靴の必要ないじゃんねぇ…。
左端の子は8匹。でも残念ながら、自分でイカが結べなくては「ザリガニ釣り大会」へはエントリーできません…。あとは3匹1名、1匹4名、0匹1名という釣果でございました。今年は、31日の「親子で勝負! ザリガニ釣り」の日が二桁台の勝負になるのかもしれません。
17日には四手網も仕掛けてみましたが、ザリガニしか入らない…。
池に沿って歩いてみると、次々にウシガエル飛びこむ水の音!?
アカミミガメたちは網の届かない場所にポッカリと浮いていて、人の気配を察するとすぐに潜ってしまいます。「要注意外来生物」のアメリカザリガニだらけの池には、それをエサにする「特定外来生物」のウシガエルや、やはり「要注意外来生物」のアカミミガメたちも集まってきて繁殖もしちゃうわけですねぇ…。
そんな池でも、無事に羽化したシオカラトンボの抜殻です。こんなに上まで木登りして羽化するとは、ちょっとびっくりですね。
アメリカザリガニのお話中。クイズのほうは幼児向きです…。これはキッズアシスタントのかこが撮ってくれた写真です。
これはオス。16日にはちょうど大物の2匹がオスとメスだったので、本物で比較してみてもらうこともできました。
嫌いな人はごめんなさいねぇ…。池のまわりの木に多いマイマイガの幼虫は、今年は少な目かな。大量発生には周期があるようです。
別名「ブランコ毛虫」。小さなうちはこのほうが移動距離がかせげる!?
これは17日に見つかったもの。マイマイガの孵化済の卵塊、幼虫、コマユバチに寄生された幼虫の死骸、幼虫から出てきたコマユバチの繭が写っております…。
もちろん、「手乗り毛虫」でも遊ばせてもらいましたよ。
毛虫を触ってみた感触はどうだったかな?
池のまわりに多いノイバラは、もう名残り花ばかりです。
葉っぱにいたデーニッツハエトリ。
クロボシツツハムシ。ナナホシテントウに擬態しているのは鳥に食べられないためのようですが、たか爺はナナホシテントウを食べたことがないので、食べると苦いと言われても…。
スイカズラは今が盛りという感じ。花の色は白から黄色に変わっていきます。そういえば、子どもたちに花の蜜を吸わせてみなくて失敗しましたねぇ…。たか爺は長生きしたくはないので、「忍冬酒」は作らないけど!?
ハチやチョウが大好きなイボタノキの花はまだ走りで、蕾のほうが多い感じ。小さなアリさんが来ていた花です。
スイカズラを食草としているイチモンジチョウも来ていました。
チョウはヒメウラナミジャノメが多くて、コミスジ、イチモンジチョウ、アカボシゴマダラの春型、ジャコウアゲハも見られるという状況でしたね。
ハナウドです。
キショウブは、アメリカザリガニと同じだなぁ…。「要注意外来生物」ですね。
オオジシバリ。
チョウジソウもまだ咲いています。そういえば、4月27日に撮ったチョウジソウはみん花の5月11日の「本日の1枚」に選ばれておりました。へたくそな写真でもばんばん投稿していると、たまにはいいこともあるようです!?