ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

ミャンマー人の特技

2008年11月08日 | ミャンマーでの生活

ミャンマーの人たちとは長い付き合いになるが、いつも「すごいなあ」と感心することがある。

それは、外国映画を字幕がなくてもストーリーがわかるという特技なのだ。

カミさんも幼いときから、字幕なしで外国映画を見ているから、全部ストーリーを理解することができる。

登場人物の関係(例えば、両親と子の関係はもちろん、甥、姪⇔叔父、叔母という複雑な関係、さらには腹違いの兄弟、姉妹というのもわかるらしい。)

日本人は外国映画なら字幕付きか吹き替えでなければ見る気がしないだろう。

以前、カミさんが大好きなインド映画を見に行ったことがあった。
インド映画は休憩なしで3時間とものすごく長い。

映画が始まって30分でもうストーリーがさっぱりわからなくなり、つまらないのと疲れが溜まっていたので居眠りしてしまい、目が覚めた頃にはもうラストシーンだった。

カミさんによるととても面白かったそうだ。

しかし、最近はミャンマー語の字幕付の映画が多くなった。

このミャンマー人の特技も廃れていくことだろう。

最近の路上売り

2008年11月08日 | ミャンマーでの生活

職場の近くに最近現れた路上野菜売り。

以前の路上売りは地べたに野菜を並べ、野菜はほとんど腐りかけているし、ハエは大量にたかっているし、通行人は踏んづけて行くし、第一地面が汚いので野菜も汚い。

これをサラダにして食べようという気にはとてもならなかった。

ミャンマーでは野菜を生で食べることはあまりなく、熱を通して食べるのでゴミや泥がついていても平気なのであろうが、そんな路上売りから買おうとは思わなかった。

しかし、写真の路上野菜売りは野菜をきれいに水洗いし木箱を台にして野菜をきれいに並べてある。
見るからに新鮮で、これなら買おうかなという気持ちになる。

最近ミャンマー人も清潔感や衛生観念が少しずつだが芽生えてきたように思える。

ここは普通の路上売りより少々高めなのだが思った通り、この路上売りから野菜を買う客が絶えなかった。
近くのシャン料理屋の店員もここで野菜を買っていた。

路上の物売りであっても、ちょっとした工夫、努力で売り上げ、利益を上げることができることを示した例である。