OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

割り箸の現状とマイ箸のススメ

2008年03月02日 | リデュース
               外出時のMY箸

以前は当たり前のように割り箸を使っていました。外食時やお弁当屋さん・コンビニでもらう割り箸、正月の祝い箸・・・。
でも資源となる材木を、森林伐採までして無駄に使い捨てるという、消えない罪悪感。

そんな時、数人からこんなことを聞きました。

『割り箸は間伐材を使って作っているから、資源の無駄にはならない』
(何年か前、世間でちょっとした論争にもなりました)

まだ、“忙しい”を言い訳にエコが後回しになっていた時だったので、違和感を覚えながらもその時は「そうなんだ」と流してしまいました。

イヤでも待て・・・^^;

使い続けることが許される資源なんてあるわけない

と、そのあと思い直して、しばらくの間調べていて・・・
このような活動を見つけました。→マイ箸推進プロジェクト

こちらのHPによると、
日本での、年間割り箸使用量は約250億膳。一人当たりで換算すると、年間約200膳。
この大量の割り箸は97%が海外からの輸入、そのうち90%が中国からの輸入なのです。
以前は国内でも生産されていましたが、海外からの方が安く大量に得られる。
しかしこの輸入割り箸の資源となる材木の伐採方法は、効率的で低コストな皆伐方式という木を一斉に伐採する方法で行っているため、間伐材ではないということ。
割り箸を作るために伐採されている?

間伐材でないどころか、よその国の森林を壊してまで使い捨て商品を
作っているのです

地球の森林は、1分につきおよそ30ヘクタール失われている。
年間で約14万平方キロ、これは北海道と九州を併せた位の面積に相当するそうです。
その度に酸素の供給源・山や海の栄養源・洪水災害を抑制する働き・そして多様な生き物の住みか等、数え切れない役割が奪われています

そして輸入割り箸には漂白剤や防カビ剤が使われている為、カラダのためにも
マイ箸が安全ですね。

尚且つ、マイ箸はゴミ減量化・CO2排出抑制につながります。
今、環境を守るために最も重要な「リデュース(=廃棄物を出さない)」
という意味だけでも、マイ箸の役割は大きいと思います。

やっぱり割り箸は使わない方がいい

でも私もうっかり割り箸をもらってしまうこともあります。
特に仕事のある日は。
そんな時は、どうしても割り箸が必要な時のためにとっておいて
割り箸を買う、なんてことがないように備えておきます^^;

先日行った「モンスーンカフェ」もお箸は割り箸ではありませんでした。夫が「和民」も数ヶ月前から割り箸やめたみたい、と言っていました。
外食産業も既に取り組んでいたのですね。

マイ箸を持って「割り箸いりません」と言ってみませんか?
新しく買う必要はないのです。
今、家にある箸でよいのです。
もしくはキッチンに眠っている、使ってない箸があったらそれを出してみましょう。

以前は?な顔されることもありましたが、
今や店員さんも笑顔で納得してくれますよ~

※国産の間伐材を使った割り箸は、森林保全(CO2吸収を促進)につながるのでOKです^^
コメント (4)
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