OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

ノスタルジック東京52~赤煉瓦酒造工場その1~

2022年11月13日 | ノスタルジック東京

2019年10月の記録です
東京文化財ウィークで特別公開された赤煉瓦酒造工場(旧醸造試験所第一工場)見学会に初めて参加してきました。
※通常、個人向け一般公開はしておりません。
※跡地公園から外観を見ることは出来ます。

最寄り駅は王子駅です。

以下、北区のサイト・いただいたプリントから抜粋↓↓

赤煉瓦酒造工場は、大蔵省醸造試験所が創立された明治37年(1904)の前年・明治36年(1903)に建築されました。
醸造方法の研究や清酒の品質の改良をはかることと、講習会により醸造技術や研究成果を広く普及させることなどを目的としたそうです。

設計監督は明治を代表する建築家・妻木頼黄(つまきよりなか)。
※妻木頼黄の主な建築物には、旧横浜正金銀行本店(現・神奈川県立歴史博物館)、現・横浜赤煉瓦倉庫等ありますが現存するものは少なく、大変貴重な建物です。


当時冬季に限られていた日本酒の醸造や研究を、四季を通して行えるようにドイツのビール醸造施設を応用したとされています。
冷却機など醸造用機械もドイツから輸入したり、煉瓦壁の一部に中空部分を設けて外部の温度変化の影響を受けにくくしたりとか。
製麴室の白色施釉煉瓦積の壁や、鉄骨梁に半円形状に煉瓦を積んだ耐火床など、屋内にも特徴的な煉瓦造の部分をみることができます。

昭和20年4月に空襲で被災し屋根部分は葺き直されていますが、その他は当時の様子をよくとどめているということです。
平成26年12月に国の重要文化財(建造物)に登録されました。

その1では外観のみアップします。
入る前と出る頃で時間帯が違うので、煉瓦の写り具合に差があります。
一部西日に悩まされ加工しました。















外壁には「ドイツ積み」が多用されています。












この、煉瓦に水色の窓枠がオシャレですね~
明治大正、昭和初期の建物には水色やペパーミントが使われることが多かったように思います。
色々なところで目にします。
窓枠だけでなく、木造そのものがペパーミントだったり。














貴重な琺瑯看板もありました。



こちらはコゲコゲな「火気厳禁」



みんな大好き丸窓もあります。
(次回の記事で内側を載せます)



西日の逆光><









西日~~



跡地公園から見た外観。
日中は賑わっていました。



公衆トイレも赤煉瓦!しかもミニチュアっぽくてかわいい。



側面にはちゃんと丸窓が!


重厚な歴史的建造物の周りには桜の木が植えられていたので、
春は飛鳥山公園だけでなく「音無さくら緑地」へも足を延ばし、そこからコチラ迄歩いて花見散策も楽しめそうです。

次回、内部見学分をアップします。





コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする