2019年の滋賀京都旅行、前回に続き、ヴォーリズ記念病院です。
☆今迄の記事☆
2019年の滋賀京都旅行・1(滋賀・豊郷小学校旧校舎群)
2019年の滋賀京都旅行・2(滋賀・豊郷小学校旧校舎のウサギとカメ)
2019年の滋賀京都旅行・3(滋賀・町おこしの主役☆豊郷小学校旧校舎群)
2019年の滋賀京都旅行・4(豊郷町のレトロ建築)
2019年の滋賀京都旅行・5(彦根☆花しょうぶ通りのレトロ建築)
2019年の滋賀京都旅行・6(袋町遊廓跡を歩く)
2019年の滋賀京都旅行・7(ヴォーリズ記念病院・ツッカーハウス)
滋賀へ来たからにはここも絶対見たいと思っていました。
しかし・・ツッカーハウスを見た後、敷地内で迷ってしまい・・
mapに場所は出るもののストビューには出ないので、少々時間がかかってしまいました。
日暮れも近付き、いよいよ焦ってきた頃。
静かに現れました・・!!
森の中に静かに佇む、というのがピッタリなこの歴史的建造物は、
「旧近江療養院希望館(五葉館)」
1918年・大正7年築。
間取りが楓の葉の形をしていることから五葉館、または五葉分館と呼ばれたのだそう。
個室型の結核療養施設で、真ん中の社交室(ラウンジルーム)から5つの病室が放射線状に配置された建物です。
プライバシーも守りつつ、コミュニケーションもとれるよう配慮されたそう。
文化遺産オンラインによると、各病室の3面に窓を開いて通風と採光を確保、窓に鎧戸をたてて
ラウンジの屋根頂部には換気塔。国の登録有形文化財に指定されています。
ドイツ壁が素敵ですね。
換気塔かわいい。
床下からの自然換気で気持ちよさそう。
入院患者にやさしい設計は、
ヴォーリズさんの入居する人・使う人に対する思いが詰まっているように思います。
滋賀へ来たからにはツッカーハウスとこの五葉館が見たかったーー
そして、中は入らなかったけど「礼拝堂」も。
ヴォーリズ記念病院礼拝堂(旧近江療養院チャペル)
1937年・昭和12年築。
国の登録有形文化財
木立に生える白いチャペル。
時間がなかったのですが、のぼって窓から覗いてみたかったな~
(文化遺産オンラインに画像あります)
さて、かなり時間がおしてしまいました。
この時点で17時をとうに過ぎていますが、画像の撮影日・撮影時間を見ると、このあと2ヵ所に行っていました^^;
続く・・