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愛知県岡崎市在住
永続のページ管理人の個人日記

「ずくをだし、みやましく」について

2010年08月11日 | ノンカテゴリー
昨日、お客様と色々話しをしている中で、

長野で暮らしていたということを初めてうかがったので
「ずくをだし、みやましく」の意味について
たずねました。

以前、地元の方にうかがったときは、地元すぎて、上手く説明をしていただけませんでした。「ぐろ」はなんで「ぐろ」というのか?という問いに近かったのでしょうか?

今回は、関西弁も三河弁もOKなトリリンガルな才女に伺いました。
即答です。
とっても説明が上手で右脳で理解させてくれました。


◆◆ ずく

わかったのは、そのお客様の反応からして
「ずくなし」
とは言われてはいけないようです。

あそこの嫁はずくなし。
と言われたらどうも居場所がなくなるらしい。

「ずくなし」は回避すべき状態のようです。


「ずく」とは
無いととんでもないけど、あると褒めるに値するようです。

「ずく」とは
出さないと怒られるけど、出すのは大変みたい。


色々な場面で色々な使い方をするけど、
面倒くさがらずに、毎回丁寧に丁寧に
という感じが、私的には割りにストライクゾーンかと。


◆◆ みやましい。

こちらもなかなか難しい言葉です。

例えば、ユニクロでカラフルな衣装が整然とキレイに積まれているさまは「みやましい」

とか言うそうな。

美しい

立派

きちんとしている

すばらしい とか エクセレント とか

そんな意味でしょうか。

つまり褒めるに値する状態を表すようです。


◆◆

そんなレクチャーをうけたあと、

あげく

「税理士事務所のような所が目指すにふさわしい状態」

というようなコメントを頂戴しました。


これは、細かいところまで丁寧に気を配り、立派な状態を保たないといけない。

ということで、「丁寧で美しい経営」

来季のスローガンには最適です。
来期はこれにしようかと本気で思いました。





ただし、

これを年間スローガンで目指していた人々が

「伊那食品工業さん」

当たり前のことを、当たり前に
とか
いちばん大切なことをいちばん大切にする
とか
パフォーマンス エクセレンス
とか
凡事一流
とか


そういうレベルのスローガンか。





ハードル高っ!!

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2 コメント

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Unknown (田中康文)
2010-08-14 10:12:44
毎日暑いですね。
京都の田中です。
伊那食品工業の2009年度スローガンですね。
実は私の部署にもプリントして張ってあります(意味の注釈つきです)
お客様一人ひとりのためにキチンと仕事しようという自戒を込めて張りました。
返信する
コメントありがとうございました。 (さかい)
2010-08-14 10:33:24
伊那食の社員さんにきいたら、共通語に該当する言葉がないと困っていました。
「ずく」の守備範囲に近いのは「やる気」でしょうか?
ないのはダメ。あると褒められる。
出し続けるのは難しい。

「三人寄れば文殊の知恵」も助け合いの象徴でいい言葉ですね。
返信する

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