2023年10月25日(水)くもりから晴れてきました。夕暮れの空は真っ青できれいでしたが、すごい雲です。
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きのう、大きなニュースがありました。
茨城県那珂市には「JTー60SA」という実験装置がある。これは、日本とEUが650億円余りの予算をかけて共同で建設した世界最大規模の核融合の実験装置で、テレビ番組でも取りあげられていました。
核融合反応を起こすためには、高温高圧の「プラズマ」と呼ばれる状態を大きなドーナツ型の空洞の中で作り出す必要がある。
そして、10月23日午後5時半ごろ、なんと初めて「プラズマ」の状態を作り出すことに成功したということです。
核融合反応を起こすには、この「プラズマ」の温度を1億度以上に上げて、原子核どうしを秒速1000キロというスピードで衝突させる必要があるけど、現時点で作り出せる「プラズマ」の温度は1000万度ほどだということ。
でも、かなり近づいてきたように思う。
核融合は太陽の内部で起きている反応で、人工的に起こすなんてすごいことです。でも、もし今後プラズマの温度をさらに上げていき、持続することができれば、膨大なエネルギーを取り出せるし、二酸化炭素や高レベル放射性廃棄物も出さない次世代のエネルギー源として期待される。
今後、装置の改良を重ね、5年ほどで1億度の「プラズマ」を100秒間維持することを目指すそうだ。
現在、世界中がこの研究に躍起になっているらしい。日本政府は、アメリカや中国を含む35の国と地域による大型国際プロジェクト「ITER計画」に参加しているほか、量子科学技術研究開発機構が運営している茨城の実験装置「JTー60SA」を活用してEUと共同開発を進めている。
現在、世界中がこの研究に躍起になっているらしい。日本政府は、アメリカや中国を含む35の国と地域による大型国際プロジェクト「ITER計画」に参加しているほか、量子科学技術研究開発機構が運営している茨城の実験装置「JTー60SA」を活用してEUと共同開発を進めている。
日本では2050年ごろに核融合発電の実現を目指しているらしい。
“プラズマ”とは?
「プラズマ」は物質が数千度から数億度といった非常に高い温度まで加熱され、物質を構成する原子が原子核と電子に分かれて自由に飛び回っている状態だそうです。
固体から液体、液体から気体、さらに気体から変化するものを「プラズマ」と呼ぶみたいだ。稲妻やオーロラの形でわれわれも見ることができる。
この「プラズマ」の状態では、原子核が秒速1000キロという超高速で動くことができ、そのスピードで原子核どうしがぶつかることで核融合反応が起きて大きなエネルギーが発生する。
1グラムの燃料から発生するエネルギーは、およそ8トンの石油を燃やしたときと同じだけの熱に相当するそうだ。
固体から液体、液体から気体、さらに気体から変化するものを「プラズマ」と呼ぶみたいだ。稲妻やオーロラの形でわれわれも見ることができる。
この「プラズマ」の状態では、原子核が秒速1000キロという超高速で動くことができ、そのスピードで原子核どうしがぶつかることで核融合反応が起きて大きなエネルギーが発生する。
1グラムの燃料から発生するエネルギーは、およそ8トンの石油を燃やしたときと同じだけの熱に相当するそうだ。
明日から旅に出るので今週はこれまでになると思います。