今の状態を放置していたらどうなるのか?〇食糧危機当ブログで毎月「世界の自然災害」を掲載してますが、いつも暑い国で雪が降ったり、乾燥地帯に大雨が降ったり、世界の多くの地域で洪水が起きたり、そんな状況を確認しています。その地域に合った作物が作られているのに、そこで全く違う気象の変化が起きると当然作物がダメになります。乾燥地域の大雨でバッタが異常発生しアフリカから中国までのバッタの移動で作物が大きなダメ . . . 本文を読む
今の状態を放置していたらどうなるのか?〇海面上昇海水の温度上昇による膨張と氷河や氷床の融解は現在進行形です。1901-2010年の約100年の間にすでに19cm海面が上昇している。このままでは、21世紀中に最大82cm上昇すると予測されています。(気候変動に関する政府間パネル(IPCC)「第5次評価報告書」2014年)フィジー諸島共和国、ツバル、マーシャル諸島共和国などすでに海抜の低い多くの島国で . . . 本文を読む
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)では、温暖化についてどのように分析しているのか気になった。2014年に発表した第5次評価報告書では、これからの100年間に平均気温が上昇するシナリオを提示しています。それによると、最も気温上昇の低いシナリオ(RCP2.6シナリオ)で、おおよそ2度前後の上昇、最も気温上昇が高くなるシナリオ(RCP8.5シナリオ)で4度前後の上昇が予測されていました。その後、2 . . . 本文を読む
何を決めたの?2015年12月にパリで開催されたCOP21=国連気候変動枠組条約第21回締約国会議で、世界約200か国が合意して成立したのが「パリ協定」です。 「京都議定書(1997年)」の後を継いだ条約で、世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して、2℃より充分低く抑え、1.5℃に抑える努力を追求することを目的としています。そのために、できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、2 . . . 本文を読む
「我が国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたします・・・」菅総理大臣の所信表明演説です。ここで、「カーボンニュートラル」という言葉が出てきている。文章全体からの意味を考えると「温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」ということが「カーボンニュートラル」になるということみたいだ。カーボ . . . 本文を読む
炭素繊維に興味が湧いたので、少し理解してみたい。なかなか分かりずらいけど、炭素繊維協会さんのサイトを参考にさせていただいた。何を原料にしているのか?原料は衣類のアクリル樹脂と石油や石炭だそうだ。これらの原料を乾留や蒸留という工程を経ると、ピッチという有機物が得られる。これらの物質は繊維化することができる。そして、これらを特殊な熱処理工程にかける。すると、微細な黒鉛結晶構造をもつ繊維状の炭素物質がで . . . 本文を読む
子供の頃、人間が生きていけるのは植物が二酸化炭素を吸収して酸素を放出するからだと教えられてきた。菅 義偉 内閣総理大臣は2021年1月18日、第204回の国会施政方針演説の中で重大な発表をしました。「2050年カーボンニュートラルを実現」する?実現に向けて「政府が環境投資で大胆な一歩を踏み出す。」おお!!「グリーン成長戦略を実現することで2050年には年額190兆円の経済効果と大きな雇用創出が見込 . . . 本文を読む
〇年末から二度目のドカ雪2021年1月7日 日本 暴風雪短時間でドカーンと降った雪例えば、〇時間ごと新潟県上越市の高田は 3 時間降雪量の期間最大値26㎝(1/8) 3位 6 時間降雪量の期間最大値46㎝(1/8) 1位 12時間降雪量の期間最大値73㎝(1/8) 1位24時間降雪量の期間最大値103㎝(1/9) 2位48時間降雪量の期間最大値160㎝(1 . . . 本文を読む
〇イギリス 新型コロナウイルス変異株増加12月19日、イギリスは、ロンドンとイングラント南東部を封鎖(ロックダウン)する決定をした。12月に新規感染と入院数が急増したことや過去1ヶ月で特定のコロナ変異株が急速に増加したことによる。伝染力が6−7割程度、強まっていると言われる。変異と突然変異については以下の記事にある。ウイルスの基礎知識ー4遠い過去から存在するウイルス - 青空ーすべては . . . 本文を読む
アジアの台風11月に入っても台風の被害にあっているのはフィリピン。11日から12日にかけて、台風22号がルソン島に接近し、大雨と猛烈な風の影響で、首都マニラやその周辺などで洪水や土砂崩れの被害が広がった。マニラなどでは、洪水や土砂崩れなどが相次ぎ、この時点での死者は少なくとも39人と伝えられた。行方不明者も多数いる。広い範囲で住宅や建物が浸水被害も広がった。同国への台風の直撃は、今年なんと21回目 . . . 本文を読む