心穏やかに・・・

孫育てonlyの日々も少なくなり
和太鼓を楽しみながら時々仕事も行って
愛犬ムクと一緒に充実した毎日を送っています

高野山開創1200年記念参拝

2015年05月18日 | 日記

高野山開創1200年・・・TVでも放送されてるらしいのでご存知の方も多いかと思いますが

どうぞこちらもご覧くださいませ。

高野山開創1200年      高野山開創1200年記念大法会 (わかりやすいです)

 

わたしの記録は例によって肝心なことは???で どうでもいい事柄いっぱい。

細かくてそのうえ無駄な文章や言葉が多くて長いとくる・・・

それでもよろしかったらどうぞ読んでやってくださいませ。

昨年8月末お礼参りで訪れた記録はこちら 素晴らしき高野山前編  素晴らしき高野山後編

 

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宿泊に関してビックリ仰天! したことだけはすでにUPしましたが

(消費者生活センターで話を聞き その後の阪◯交通社の対応には納得し またありがたく思いました)

肝心の開創1200年の高野山の様子を記録しておかなくてはね! 

 

よくよく確認して見れば 今回の旅行名は  【開創1200年 記念の年にめぐる 高野山 2日間】

『参拝』の文字もなく募集要項には 『先達または僧侶が同行します』 という一文も無かったわけでして。

要するに 『観光旅行』 のようなもので 【奥之院】 だけは専門ガイドさんの案内ありでしたが

前回2時間かけて歩いたところを今回は1時間ちょっとで簡単にササッ・・・終了。

【慈尊院】  【金堂】  【根本大塔】  【金剛峯寺】 すべて自由行動。

 

「納経帳への御朱印は各個人でしていただきます」 by添乗員さん

「今連絡取ったところ ただ今の納経所の待ち時間2時間だそうです」 by添乗員さん

   エーーーッ!  お参りしたり見学する時間がなくなっちゃう!

「なので代わりにわたくしがいただいてきます。納経帳・御朱印代金を今から集めます」 by添乗員さん

バス車内で 預けたり返してもらったり そんなやりとりを数回繰り返しましたが

御朱印代行は本当にありがたかったですね。

納経帳持っておられる人は 46名中29名

これも 『観光旅行』 と捉えてる人が多いんだ・・・ってことを痛感した出来事。

 

また それぞれの伽藍では 要所要所で僧侶の大きな声が飛び交ってました。

「立ち止まらないでどんどん進んでくださーい!」

「座ってのお参りはご遠慮くださーい!」

なんのこっちゃ・・・なんのこっちゃ・・・なんのこっちゃ・・・の二日間に 

荘厳な雰囲気も 感動も何処へ?

 

ではまず一日目の記録を。

5月3日(日)  名古屋駅9時  バス2台  1号車46人 2号車45人 で出発

9時半 亀山I.Cずいぶん手前にて渋滞が始まり 10時半まで亀のような速度でノロノロ走行。

正午天理PAにてお弁当が積みこまれ 【慈尊院】 に着くまでに食事を終えて欲しいとのこと。

  

こんな可愛い包装紙にくるまれたお弁当・・・とっても美味しかったけれどわたしにはご飯がちと多し。

 

     

午後1時40分  【慈尊院】着  門前始め境内にも警備員の姿多し。

       

高野山の表玄関と言われ お大師様がお母様と会うために造られた 例のゴンちゃんのお寺さんです。     

     

この紅白幕の左手お堂にて 国宝指定の秘仏 本尊「弥勒仏坐像」の21年に1度の御開帳。

警備員の方がしっかり脇を固めガード 係りの方も一方通行で進んでください と声掛け。

バスを降りる前の説明で 添乗員さんが両手を双眼鏡のように目に当て 

「距離がありますし光の加減で見えづらいです こんなんしてしっかりみてくださいね!」

正直に言っていいですか?  どこにいらっしゃるの?? わからなかったのです。。。。。 

九度山商工会「隠れ」観光名所のページ  に載ってたこちらが『弥勒仏坐像』のようです。

   

 

午後2時20分 【金堂・根本大塔】へ向かうもののバスが動き始めて10分後に渋滞

ノロノロ・・・ノロノロ・・・ノロノロ・・・

   

   行きにはしっかり写せなかった大門     右側写真は 帰り道 での大門

ずーっとノロノロ・・・が続きます。

 なんと4時40分 やっと金剛峯寺真ん前の駐車場着。

      

        昨年と同様ここ蛇腹道を歩いて       根本大塔へ

金堂も行きましたが 納め札を入れ簡単にお参りして さ~っと眺めてきただけ。

     

  2時間待ちという金堂の納経所の列を横目に散策 (添乗員さんありがとうございます!)

 

     

昨年は再建中の中門 お披露目です (道路は両車線とも渋滞中)

 

  

いたるところに 休憩所があります             ここだけのこうやくん柄自販機

     

      こうやくん には翌日金剛峯寺で会えました!

 

    

霊宝館へも行きましたが 何しろカビ臭くて・・・アレルギーのある人は居られないでしょう。

 

6時半から蟠龍庭がライトアップされるというので明日参拝予定の金剛峯寺も行くことに。

夕方から雨も降り出し 6時半近い金剛峯寺は人が少ない。

     

      

長い長い回廊をタッタカタッタカ・・・脇目も振らずお庭へまっしぐら  集合時間が7時ですから   

     

雌雄一対の龍が遊んでるように見える角度からはなかなか撮れず

二尾の龍が有限の灯りに浮かび上がるには まだまだ暗さがが足りない時間でした。

     

僧侶が二人 離れた位置に座っておられ 「どうぞこちらへ 一緒に眺めましょう」 と誘われますが

なにしろゆったり眺めている時間がない・・・残念。

 

その後奥之院一之橋近くの 今宵の宿となる【赤松院(せきしょういん)】到着

 

これは朝出発の時に撮影したもの

『東根院』 とありますが 昔昔またその昔山形から来られた人々の宿坊になっていたとのこと。

そしてこの夜 東根在住のBlog友から久しぶりのメールがありビックリ! 

とても心配・心痛む内容にも 遠く離れていては何もしてあげることが出来ず歯痒い思い。

  

仁王像の照明は LEDを使用とのこと(撮り方の角度が悪く背中合わせです)

 

     

7時半食事  その後すぐに9時半には終了となるお風呂に入り一日目は終了。

あとで分かったことですが この夜他社のツアー客も含め200名ほど宿泊だったようです。

そりゃお寺さんもてんてこ舞いだったと思うのです。

 

5月4日(木) 二日目

朝6時半より本堂にてお勤め 7時朝食 

     

その後8時 徒歩にて奥之院一之橋へ行くのですが 山門を出た途端寝不足のオメメもパッチリ!

  

落っこちてしまうまでバックオーライ状態と  寸止め状態のバスの姿を見てビックリ! 

 

     

ここは専門ガイドさんの説明を聞きながら・・・ですが ささ~っ と1時間ちょっとで終了。

               

                    三本松   3つ子ちゃん  でかいです!

後ろの方にいたためガイドさんの話しは途中からしか聞けず 自分ワールドに入るようにしてました。

でも  「ダンナがなんだ」  とか  「お墓はぼちぼち用意しましょう」etc. しっかり聞いてたかも?

ガイドさんは次の団体さんの案内が待ってるそうでして。。

それでも地下に眠る・・・というか今も生きておられるという空海上人様にお会いすることはできました!

お守りや1200年記念グッズなど希望する方はお授け所で授けていただき

バスで10分ほど移動  10時15分~11時50分まで金剛峯寺にて自由散策。

昨夕の自由時間にも来たので 大広間で住職さんの法話を途中から聞くことに。

     人生80年  寝食&排泄に要する時間を年数換算すると

     27年寝て 10年食べて 5年トイレ時間  になるんです! 

     残り年数は 「まるまるまるとまんまるく まるくまるめろ我が心・・・」

     そんな気持ちで穏やかに 何事も許す心を持って風通し良く生きましょう。 

     風通し良くするためには自然の中に身を置くことが大切なんですよ。

そうね そうよね 仰る通り・・・許す心が大切なことは解ってるんです。

でも・・・どうしても許せないことが多々あり困ってるんです・・・どう折り合いをつけるか。

 

     

その後すぐに家田荘子氏の講演があるというのでお顔だけ拝見  とても小柄な方でした。

     高野山大学大学院で密教学を学んだ後 高野山で出家し得度 

     現在は真言宗の僧侶として活動されている

ご存知でした?  わたし知りませんでした。。

 

     

バスで10分移動し ちょうど正午に昼食 55分に出発。

 

 

帰路は予想に反しスイスイ~ッとバスは進み  新しく出来た道路が一部開通してます。

  

             昨年はこの下に見えるクネクネ道路を通りました

 

      旧道が通行止めになってます   こんなトンネルもできてました

 

 

 慈尊院ご本尊21年ぶり御開帳! 金堂御本尊初開帳! 金剛峯寺御本尊16年ぶり開帳!

正直言って  ん? どこどこ? あれかな?  そんな感じ。。。

やっぱり先達さんのお話を聞きながらでないとよくわかりませぬ。

 

そんなこんなんで 行って良かった~! なのか やめときゃ良かった・・・ なのか

自分自身???でしたが こうして楽しみにしてた二日間が終わったのです。。。