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心穏やかに・・・

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愛犬ムクと一緒に充実した毎日を送っています

2月のお遍路

2014年02月07日 | 四国お遍路

一週間も経ってしまいましたが・・・

徳島は気温17度というポカポカ陽気の2月1日 第2回お遍路に参加してきました。

第2回? そう・・・本来ならば10月だったんですが 都合で行けず抜けてたんです。

今年1月開始のツアーに便乗させてもらって・・・第4番~第8番 5ヶ寺のお参り。

行程640キロ(運転手さんは二人体制) 恐怖の日帰り。。。

 

     

           朝7時30分 名古屋駅集合 

岐阜の とあるお寺さんの住職さんが先達を務めてくださり  7時45分 36名で出発。

鳴門海峡大橋 大鳴門橋を経て 11時半徳島入り。

     

ちょうど12時に車内でお昼のお弁当を食べ 第4番札所からお参り開始。

 

【第4番 大日寺(だいにちじ)】 本尊:大日如来

     

            山門

     

            本堂

     

     

本堂の右手がお大師堂に進む回廊になってまして 西国33観音の像を見ながら足を進めます

 

     

             お大師堂

 

大日如来・・・真言宗の中では根本の仏様で 飲み物に例えるなら真水のようなものだそうです。

こちらの住職さん 真鍋 俊照(まなべ しゅんしょう)さんとおっしゃるそうで

日本の仏教美術学者・仏画家としてかなり有名らしいです。

 

     

       こんな可愛いお遍路さんに出会いました!

       後ろ姿を撮らせてもらいましたが ほんと可愛い男の子でした!

 

 

【第5番 地蔵寺(じぞうじ)】 本尊:延命地蔵尊

     

         山門

後ろ姿の弘法様・・・これまたいいお姿だこと。

     

           本堂

     

         お大師堂

彫り物がとてもきれいにペイントされてましたね。

     

勝軍地蔵(甲冑を纏い馬にまたがる姿)として 本来は1寸8分(約5.5センチ)という小さいもので

お大師様自らが彫られたもの。

それを浄函上人(じょうかんしょうにん)という方が 2尺7寸(102.3cm)の延命地蔵尊を刻み

その胎内へ納められたということだそうです。

『胎内仏』 って時々聞きますが こういうことだったんですね。

 

     

境内には樹齢800年という 大銀杏の樹がありました・・・でかい!

秋には小さなギンナンがころころ落ちてるそうです。

 

【第6番 安楽寺(あんらくじ)】 本尊:薬師如来

     

             山門

     

         本堂         

     

            この白い布・・・ご本尊からずっとつながっていまして

     

   こちらまで繋がっています・・・この柱(?)を触ればご本尊に触れたことになるようです。

 

     

         お大師堂

 

お参りを始めてから何度も聞いてる話の一つで つい最近(でもない?)・・・昭和37年の話。

しかも愛知県の方が登場なのでしっかり覚えてます。

愛知県に尾西市というところがあるのですが ここに脊髄カリエスを患った 

水谷しづさんという女性がおられまして 当時の住職さんがご主人に 

病床で苦しむしづさんを伴い四国遍路を勧められたそうなんです。

決行されたところ 不思議にも巡礼の途中に難病が快癒され 

そのお礼に ここ 【安楽寺】 に薬師如来像を奉納されたそうで これが現在見られる像です。

本来の像はやはり小さなもので 胎内仏として納められているとのこと。

 

     

         回遊庭園  大きな鯉がいっぱいいます

お大師様42才の時に猟師の弓矢から大師を守ったと伝わる 大師お手植えの厄除けの『さかまつ』

 

      

         

400年の歴史を持つ宿坊には 温泉山 といわれるように天然温泉の大浴場があるらしいです。

左側は昔の宿坊? 現在は右側の建物が宿坊?

 

【第7番 十楽寺(じゅうらくじ)】 本尊:阿弥陀如来

     

            山門

 

     

        山門をくぐるとたくさんの可愛いお地蔵さんが出迎えてくれます

 

     

         また 門? があります

     

               本堂

     

          本堂のお参りをすませ 左手にある階段を上ります

     

              お大師堂

 

     

階段左手にあるこちらは本堂より有名になってるそうでして(残念・・不思議なお顔が見えない!)

目に御利益のあるお地蔵さんで 御堂というより祠といったほうがいいくらい小さなもの。

納め札の裏に 年齢の数だけ 『目』 を書いて納めるといいそうです。

前もってバス車内で教えてくだされば良かったのですが その場で言われても・・・

納め札は余分に持っていたので 『目』 は書かず納めてきました。

 

【第8番 熊谷寺(くまだにじ)】 本尊:千手観世音菩薩

     

             山門

四国八十八ヶ寺の中で 最大級の山門を有するお寺・・・ですがこの山門ではありません。 

悲しいかな車内からチラッと見えただけで(しかも反対側)駐車場へとバスは進み・・・

そこからちょっと離れてるので写真には収められず・・・歴史を感じられる立派な山門でした。

     

            本堂

弘法大師がこの地で修行をされていた時 紀州の熊野権現があらわれ

「末世の衆生を永く済度せよ」と告げられ 1寸8分(5.5センチ)の金の観世音菩薩像を授け

虚空はるかに去っていったといいます。

お大師様はその場にお堂を建てて 等身大の千手観音像を彫り

その胎内に金の尊像を納めて本尊にされたとのことです。

 本堂奥に納められている千手観世音様 開山1200年のおかげで拝観できました!

  (毎月18日 観音様の日も御開帳されてるそうです)

昭和2年 火災で焼けてしまい 15年に建て直そう! ということに・・・

しかし戦争で中断・・・46年にやっと完成したそうですから 当時のものではありませんが。

で・・・その時寄進された一人にこの方が。

     

皆 金◯◯萬円 って記されてるけれど この方は 『金一封』  何故に?

 

      

         本堂左手の階段を上がったところにある お大師堂 

     

          袈裟を着たお坊さん・・・こちらが今回の先達さん

皆のお参りが済んだあと 必ずお線香の灰をきれいに直されてました。

左手に持っておられるのは 言わずとしれた 法螺貝

お参りの始めと終わりに必ず吹いてくださいました。 こんな感じです。

 「結界を作りなんたらこうたら(?)から皆さまを守ります」

ってようなことをおっしゃってましたが 聞き漏らしました。。

各お寺本堂で2回 各お大師堂で2回  ×5ヶ寺  20回吹かれたことになります。

お疲れ様でした・・・なんですけど・・・今回の先達さん

各お寺さんに伝わるエピソードとかはあまり説明なくって 帰宅してから復習です。

先達さんにもいんな方がおられるんでしょう。

こりゃ今後は予習して行かなくては(汗、、、)

復習はこうして記録に残すことによって あやふやなところは調べたりしてそれなりにできますが。     

 

 

3時半 無事に打ちおさめ  あとは名古屋へ向かってまっしぐら・・・帰るのみ。

      

        淡路のハイウェイオアシスでこの時間

     

    途中夕食としていただいた鯛の押し寿司弁当   美味しかったです!

ただただひたすら名古屋へ向けてバスは走り 全くの渋滞なしで夜9時15分名古屋駅着。

第1回めの時は帰りの車中からヘロヘロ 今回はちとマシ・・・でもやはり日帰りはきついです。。

 

明日から本来の9月出発のコースに戻りまして 第6回一泊で高知へ行ってきます!

(月1回 11回で結願 12回め高野山お礼参りのお遍路コースです)

今までお天気に恵まれていましたが 明日は全国的に雪や雨模様で寒いとのこと。

気象条件良くない中でのお参りも修行のうち・・・気持ちだけは清々しくいたいと思ってますがね。

それにしても二週続けて四国へ・・・ なんて贅沢! なんて幸せなことでしょ!

家族の協力があってこそ・・・感謝の念を絶やさないようにしたいと思ってます。

 

毎度長い記録となってますが 最後まで読んでいただいた方・・・ありがとうございます!

 

 

 


1月のお遍路 その③

2014年01月26日 | 四国お遍路

二日目 8時出発 32番~36番まで5ヶ寺のお参り。

 

【32番 禅師峰寺(ぜんしぶじ)】 本尊:十一面観世音菩薩

     

十一面・・・頭上に1つ 正面に3つ 左右に3つずつ 後ろに1つ お顔があります。

やはりそれぞれに役割があるそうで 真後ろのお顔が拝見できるのは珍しい とのこと。

     

          後ろのお顔を撮ってみましたが 朝日が当たり逆光。。

 

     

            山門

こちらの仁王様は国の重要文化財とのことで 保管箱に入れられてるそうでして

私たちが見ているのは(写真では見えないけれど)レプリカだそうです。

     

           本堂

ご本尊は 絶対秘仏で 住職さんでも見たことがないとのことです。

     

            お大師堂

      

        この穴・・・何でしょう (答えは最後にしよっかなぁ)

     

  

          駐車場からは土佐湾を眺められます

 

『かつお船』 でのショッピング

お店に入った途端コンベアーに乗せられたかのように 工場へ案内されその後売り場へと・・・

   

       削りたてのかつお節をほおばるオバサマ  

 わたしもいただきましたが 香りがすごい! それに甘い! 美味しいのです!

   

工場というより作業場でみな手作業 かつお節を作る過程が見学できました。

 

     

    その後土佐湾を眺めながら 南国風景の中を走り 次なるお寺さんへ

 

 

【33番 雪蹊寺(せっけいじ)】 本尊:薬師如来

     

      山門 と呼ばれるものはなく しいていえばこれが山門・・・らしいです

     

            本堂

向かって左側の柱の右下に 座ってる仏像が見えますか?

「あなたは悪さをするからお堂には入いれない」 とお釈迦様。

「しかし心は優れているし神通力も持っているので みなに撫でてもらい人を助けるように」

と言われたそうでお堂の外に・・・ということだそうです。

     

           お大師堂

 

 

【34番 種間寺(たねまじ)】 本尊:薬師如来

弘法大師様がお開きになった安産祈願のお寺とのことで 名前の由来は 中国から持ち帰った五穀・・・

米・麦・豆・黍(きび)・稗(ひえ)を蒔いたことからきてるそうです。

     

             本堂
     

      

              お大師堂

    

           薬師如来様

柄杓をいただいたら底をくり抜き 3日間御加護をしていただいてから家に持ち帰り

無事出産後お返しするとのことで 底をくり抜かれた柄杓がズラリと並んでおりました。

 

 

【36番 青龍寺(しょうりゅうじ)】 本尊:波切不動明王

道が狭いため大型バスで近くまで行けず 途中マイクロバス2台に分乗し 上の駐車場まで。

      

マイクロバスを降りたあと 階段を上ります・・・結構ありました。 

お参りの時は基本的にどこでも左側通行。

          

階段を上り始めてすぐに左手に見える滝         階段を上りきると左手に見える三重塔

ここで修行する姿が見られる時もあるそうです

     

           本堂

明徳義塾高校がすぐ隣りにあり モンゴルから留学していた青年がお相撲さんに・・・『朝青龍』

この四股名はこのお寺さんからいただいたそうです。

弘法大師様のお話をよく聞いていたら あんなことにはならなかったのでは・・・とはお先達さん。

世間の事に疎いのでちと調べてみたら・・・ありゃりゃ・・・結構問題あった人だったんですね。

 

     

          お大師堂

 

     

         波切不動明王様 

     

ここで初めて 納経帳に筆を走らせてくださる場面をガラス越しに見ました!

(すごい達筆です! どこのお寺さんも達筆すぎてわたしなぞ読めません。。)

というのも・・・ツアーでお参りする時は最初に添乗員さんが参加者の納経帳を集めます。

(代金・・・一ヶ寺300円也・・・前もって集金されてます)

丈夫で大きなバッグに入れ お寺さんに着くとヨイショッ!と担いで 納経場所へ走ります

(アシシタントとお二人で。 本堂やお大師堂とは離れた場所にあります)

全員の納経帳に一冊一冊墨で書いていただき 御朱印をいただき またヨイショッ!と担いで・・・

お参りを済ませたわたしたちがバスに戻る頃には添乗員さんも戻ってます。

故に今まで見る機会も時間もなかったのです。

       

 

こちらをお参りしたら もう昼食時間となりました。 

目の前に土佐湾が広がるお店で美味しくいただき 完食!

     

     

店内の階段を下りたところに 金メッキのお大師様が祀られていました。

 

【35番 清瀧寺(きよたきじ)】 本尊:厄除薬師如来

      

こちらは辿り着くまでもっと細い道が続き 大型タクシー5台に分乗し10分弱で境内駐車場着

     

           本堂

    

    数多く貼ってある紙のお札の中には 『イチロー』 の名前もあるとかあったとか

     

                 お大師堂

      

   本堂やお大師堂でよく見るこの飾り彫りは 『木鼻』 というそうです  

   龍・獅子・獏が多くいずれも空想の生き物です

 

       

大きな薬師如来様の下はぐるっと回って出てこれるようになってるそうで 皆の後をついて行くことに。

うわっ! 真っ暗! な~んにも明かりなし! 

日も全く差し込むところなく そんな中 下って上って下って上って おまけに階段もあり。

どの辺り歩いてる? ちゃんと出れるのか? 一人だったら絶対焦るし怖い!と思いました。  

    

清瀧寺・・・滝はちゃんとありました!    ずいぶん高い所へ上がってきましたから眺めは抜群!

 

 

午後2時 これで今回のお参りは打ちおさめとなりました。

道路が空いており 添乗員さんもビックリするほど 予定時刻よりずいぶん早く岡山駅到着。 

6時21分岡山発のひかりに乗るまで1時間以上・・・しかし団体ですから変更できるはずもなく・・・

お茶に誘ってくださる方がいらしたので ありがたくご一緒してました。

 

今回も無事に元気で行って来れたこと・・・周りの皆に感謝!

 

あっ!   そうそう!  この穴の答えは・・・

      

             音がより響くよう鐘楼台の鐘の真下に掘ってある穴でした!

             ためしに撞いてみると・・・すごく大きく響き きれいな音色でした!

 

 

今回も長い記録となってしまい ほんと要領の悪さを痛感。。。

お先達さんから聞いた興味深い話 まだまだあってこれでも省いてるところ多々あり。。。

その①~その③最後まで読んでくださったかた

貴重な時間を頂戴してほんと申し訳ないです!そして・・・ありがとうございました!

 

 

 


1月のお遍路 その②

2014年01月25日 | 四国お遍路

今回の宿は 『土佐御苑』   

       

一人部屋を希望なので ビジネスホテルと変わらず  でもそんな部屋でも心遣いは旅館らしく

高知駅のすぐ近くでして夕食前にちと散策

  

        

    

駅前にはちょっとした広場がありまして この方々が凛とした姿勢で立っておられました。

少々不気味な写真となりましたが。

 

そして はりやまばし・・・違った! 『はりまや橋』 が有名です。

添乗員さんいわく 「日本名所三大がっかりの一つ」 ・・・そう言われてもやはり実物を見たくて

     

宿から徒歩10分とありましたが さっさか歩いたらそんなにはかからず すぐに見~つけた!

     

             下手な写真でも 実物よりは良く見えるかも?

 

宿の夕飯は

     
     

品数が多すぎて残してしまいましたが とりあえず全部箸をつけました。

『ウツボ』とは知らずに(お品書きよく見てなくって)一切れ食べた『ウツボ』 ねっとりした舌触り・・・

あとで『ウツボ』と知り えっ?あのにょろにょろ? 海のヘビ? ワォ~ッ! 食べちゃったよ。。。

      

こんな出しものもありまして・・・何だか観光旅行気分・・・自分の中では「ちょっと違うなぁ」って気持ち。

 

プールのように広い大浴場や露天風呂・・・ほとんど独り占め状態で入浴でした。

      

 

『その②』の内容 これだけで終えてしまったら 『お遍路記録』 としてはちと何なので・・・

お先達さんに教えていただいたことを二つほど記しておこうかな。

 

      

その① にも載せた写真・・・仁王門で怖い顔してる 仁王様 何と言ってるのか?

『阿』 『吽』 だそうです。  そういえばシーザーや狛犬も同じような口の形してます。

梵字(元はサンスクリット語)において 『阿』は口を開いて最初に出す音 『吽』は口を閉じて出す最後の音で

そこからそれぞれ宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされたとのこと。

俗説では 「赤ちゃんの産声である おぎゃあー!の『あ』 亡くなる時の う~ん・・の『ん』」 とも。

 

   

昨年12月にお参りしたお寺さんでは こういうのはなかったのです。

どの色でもいいので触れながらお願い事をするとお大師様に通ずるそうです。

1200年という節目の年にお参りできること・・・ありがたいです!

 

     

ところでお寺さんでよく見かけるこの5色・・・5つの智慧を表しているそうです。

   ⇒すべての現世のものが平等であることを知る智慧 

   ⇒すべての現世のものを正しく見極める智慧 

   ⇒鏡のように、現世の全てものを差別なく映し出す  

   ⇒すべての現世のものを完成させる智慧  

   黄⇒物事の本質を明らかにし、統合させて絶対なる智慧

まっ 難しいことはわからなくても 色にちなんだ野菜・・・

赤⇒人参  白⇒大根  紫⇒茄子  緑⇒胡瓜  黄⇒南瓜

これをお供えすれば良し  と言われてるそうです (これならわかりやすい!)

 

 

まだまだ その③に続くんであります。。。

 

 


1月のお遍路旅 その①

2014年01月24日 | 四国お遍路

第2回目となる10月の不参加に続き 第4回目の12月も参加できず 20番~27番も抜けちゃいましたが

ツアーとしては第5回となる1月のお遍路に出かけてきました。

家を留守にしても安心 という土曜日出発は月に一度しかなく これを逃すと参加できないのです。

でも幸い1月開始のツアーが始まり 抜けたところ またこれからも行けなくなった月は

こちらに便乗して行くことにし 気が楽になりました。

まっ 何年もかかって結願できればいいことですが・・・やっぱりねトントント~ン と廻りたいのです。

 

 

 2014年1月11~12日 第4回 1泊2日 28番~36番

出かける前日に 7時10分の新幹線・・・と記しましたがこれ間違いでして・・・

7時10分に名古屋駅集合 7時27分のひかりに乗車 35名で出発でした。

     

新幹線・・・西に向かって乗ることは今まで数えるくらいしかなくって 岡山まで2時間弱! 早っ!

(ちなみに神戸はなんとたったの1時間! 今まですごく遠い所 と思ってたのでビックリ!)

 

     

            岡山駅に着いてからは 二日間バス移動

     

           瀬戸大橋を渡って 10時半には香川・坂出です

1回のトイレ休憩があり あとは高知までひたすらバスは走り

     

              ここで昼食

     

食べ終えた頃にお吸い物が配られたことに&カツオじゃなくこんころりんのサバの塩焼きに皆ブーブー。

お料理メインの旅じゃないでしょ? 時間通りお昼を頂けたでしょ? それで充分じゃないのかなぁ。 

 

【31番 竹林寺(ちくりんじ)】  本尊:文殊大菩薩

♪とさ~の~こ~ちの~ はりまやば~しで ぼ~さ~ん かんざ~し~ かう~を~み~た~

   土佐の高知の播磨屋橋で坊さんかんざし買うを見た

『よさこい節』に出てくるお坊さん・・・ここのご住職さんだったようです

     

          こんな細い山道をずんずん進み

     

              山門

     

新緑や紅葉の時期はとても素晴らしく 苔もきれいで 結婚式もよく行われるそうです。

     

            100段近い階段を上り

     

               本堂

     

             お大師堂

     

      高知県唯一 朱塗りの五重塔 (写りが良くないですねぇ)

 

【28番 大日寺(だいにちじ)】 本尊:大日如来

参考までに88ヶ寺のうち 大日寺が4番 13番にもあります ご本尊は違いますが。

竹林寺のお参りを終え こんな風景を見ながらやってきました。

     

         それはそれはひろ~い田んぼ?畑?が続いてました

     

         バスの駐車場から 延々と坂道を登って行き

     

              山門

     

             本堂

     

             お大師堂

     

 

【29番 国分寺(こくぶんじ)】 本尊:千手観世音菩薩

左右20本ずつ腕があり 一本で25の役割があるそうでして 20×2×25で1000・・・なるほど!

ところで国分寺 っていろんなところにありますが・・・

聖武天皇がその国の一番良い所に建てるように とおふれを出されたそうで

いってみれば国の出先機関という役割もあったそうな。

     

             山門

       

         こちらの仁王様 可愛くて人気があるそうです

     

     

                本堂

     

 

           お大師堂

     

      桜が咲いてました!  (四季桜?)   しだれ桜が有名だそうです

 

     

      松の木です・・・枝が くちばしを左に向けた鳥さん に見えますが・・・わかります?

 

      

         『あの人』を前に立たせ 誓ってもらいたいものですな

     

     

      どこのお寺さんにもある梵鐘  でもここのはちと違いまして・・・

      

      どこがって・・・自動式になってるんです! 時間がくると  ゴォ~~ン

      装置は300万らしいです 最近よく売れてるらしいです お寺さんも人不足らしいです

 

【30番 善楽寺(ぜんらくじ)】 本尊:阿弥陀如来

神仏習合の寺院(隣には『土佐一の宮』という立派な神社あり)として栄えていたそうですが

明治新政府による廃仏毀釈の難を受けて寺運は一変し ご本尊を国分寺⇒安楽寺に移され 

その後60数年に渡るお家争いが続き 平成6年阿弥陀如来様を迎え 30番札所になったそうです。

山門はありません

     

      

            本堂

     

      

仏足跡とは? 興味ある方リンクしてますのでどうぞ

足の裏に刻んである模様が表すものは・・・先達さんから説明がありましたが・・・思い出せない!

      

            お大師堂

      

こちらは『厄除けお大師様』とよばれ 厄年にお参りしたり 交通安全などを祈願すると

霊験があらたかと伝えられてるそうです。

 

 

夕方4時40分 一日目のお参りを終了!・・・あっ!終了ではなく 『打ちおさめ』 っていうんだそうです。

高知市内の宿へ向かいます。

今回こんなに長~くなってしまったけれど まだまだ『その②』へ続きます。。。

 

 

    

    


11月のお遍路旅 その③

2013年11月25日 | 四国お遍路

まだまだ続きまして興味ない方はスルーしちゃってくださいませ。

こちらの画像は コンデジと携帯が混じってます。

 

四国八十八ヶ所の中で難所では1・2を争う ≪遍路ころがし≫ といわれる 【12番焼山寺】

焼山寺山(938メートル)の8合目 標高800メートルに位置する山の中です。

この山には大蛇が棲んでいて しばしば火を吐いて農作物や村人たちを襲っていたとのこと。

大師は一心に祈願し 虚空蔵菩薩の御加護のもと岩窟に封じ込めた といわれてるそうです。

またお遍路の始まりともいわれる 衛門三郎(えもんさぶろう)の話

この焼山寺がクライマックスの舞台になります。

お時間ある方・興味ある方は リンクしてありますのでどうぞ!

全くの無知でお遍路を始めたので 昔からの言い伝えを先達さんから聞きメモって

あやふやだったことを家で調べる・・・これが結構楽しく面白いのです。

知ったからといってどうなるわけでもありませんが。 

 

歩きお遍路では難所ですが バスツアーでは麓まで行き それからマイクロバスに乗り換え山道を10分ほど。

 

   

駐車場では布袋様が迎えてくださり

   

予報では雨・・・しかしありがたいことにお日様の光を浴び おまけに紅葉も愛でながら歩きます。

山門へ着くまで 右手側には それはそれは立派な十三仏の石像が並んでます。

(この途中で電池切れでして 撮れなかった分は携帯でカバーしたつもりですが・・)

   

           ≪不動明王≫

   

             ≪釈迦如来≫

   

            ≪文殊菩薩≫

   

            ≪普賢菩薩≫

   

              ≪地蔵菩薩≫

   

             ≪弥勒菩薩≫

   

              ≪薬師如来≫

   

       ≪観世音菩薩≫

   

          ≪勢至菩薩≫

   

         ≪阿弥陀如来≫

     

       ≪阿しゅく如来≫

   

      ≪大日如来≫

最後に ≪虚空蔵菩薩≫  があるはずなんですが・・・画像がありません。

   

   

   

境内には二代目という樹齢数百年の杉の巨木が並び荘厳な感じがしました。

 

 

【12番 焼山寺(しょうざんじ)】 本尊:虚空蔵菩薩

    

            山門

   

この階段を上がって・・・お参りする時はいつでもどこでも左側通行が基本  (紅葉がきれいでした!)

   

           本堂        (先達さんは一人の時もちゃんと左側通行)

   

          お大師堂       (慣れるまでは意識しないとこうなってしまう・・)

   

    こちらも・・・先達さんちゃんと左側を歩いてらっしゃる!

 

このあと【その②】で記したように 13番17番のお参りを3時近くに終え 無事帰路へ着きました。

名古屋駅へ着いたのは夜8時半・・・前回を思えば早い帰宅でした!

12月のお遍路旅は 土曜出発が2回あるというのにどちらも予定つかず 残念ながらパス。

わたしにとっての次回は1月・・・楽しみに待ちます!