日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

センニンソウとボタンヅル

2020-03-07 07:00:00 | 植物

世の中にはよく似ていて区別のつかないものがたくさんある。

”センニンソウ”と”ボタンヅル”もその一つで、花だけを見たらどっちがどっちか全くわからない。

 

センニンソウ(仙人草)

 

ボタンヅル(牡丹蔓)

 

 

両方ともキンポウゲ科センニンソウ属

これじゃ区別がつかないのも当たり前になる。

 

見分け方として、

その①

センニンソウ----雄しべが萼片より短い(長い白色のは花弁でなくて萼片)

ボタンヅル----同じくらいか少し長く、花色はクリーム色がかっていて、わずかに小さい

 

それでも分からない。

 

その②

次に名前の由来から考えてみた

センニンソウ----果実に白い毛がありこれを仙人のヒゲに見立てた

ボタンヅル----葉の形が牡丹の葉に似ていてつる性だから

 

この見分け方では果実ができるまで分からない

 

その③

結局一番分かりやすいものは葉の形となった

センニンソウ----葉は全縁(ギザギザがない)で先は尖り卵状楕円形が普通

ボタンヅル----小葉に切れ込みがあり不揃いの鋸葉

 

これでやっと納得できる。       
  

コメント
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