網張温泉は岩手県の休暇村の中にある5ヶ所の温泉のことで、1300年前に発見された伝統ある温泉。
そして、この休暇村の中にあるのが公共の宿「休暇村 岩手県網張温泉」で、宿の付近はスキー場やキャンプ場、日帰り温泉などがあるリゾート地となっている。
この宿は岩手山南西側の山麓にあるため、雄大な山々を望みながら温泉に入ることができる。
温泉は「大釈の湯」、「白泉の湯」、日帰り温泉の「薬師の湯」、混浴野天風呂「仙女の湯」、「鹿追足湯」と5種類ある。
盛岡駅から送迎バスが出ていた。
宿まで約1時間もかけて送迎してくれたのは嬉しかった。
宿は大自然の中にあり、特に派手な設備やサービスはなかったが、居心地が悪いわけではなく、正に公共の宿といった感じだった。
この宿を選んだ目的は野天風呂の「仙女の湯」だった。
「仙女の湯」と「鹿追足湯」は冬期閉鎖になるので、その前にと思って行ったのだが、その日はちょうど工事中で入ることができず残念だった。
だから、この日は本館にある内湯の「大釈の湯」、「白泉の湯」だけ入った。
[大釈の湯]
[白泉の湯]
網張温泉のお湯は季節によって色が変わるらしい。
春から秋にかけては水が豊富なため白く濁り、硫黄臭があるが、冬になると源泉の温度が下がり、無色のようになり、硫黄臭もあまりしなくなるとのこと。
そのためか、秋も終わり頃だったため、お風呂は白濁していなかった。
お風呂ともう一つの楽しみの食事はビュッフェスタイルだった。
これが和食、洋食と種類も多く、どれも想像以上に美味しく、公共の宿のイメージがちょっと変わったかも。
今回は期待したお風呂には入れなかったので、再訪しようと思う。