クサレダマは湿地などやや湿った水辺に生える多年草。
最初はカタカナだけ見たときは「腐れ玉」と思っていて、かわいそうな名前だと思っていた。
でも、違った。
漢字で書くと「草連玉」で、ヨーロッパ原産のレダマ(スパニッシュブルーム)に似ているからこの名が付いたらしいのだが、レダマはエニシダによく似た花でマメ科。
なのに、クサレダマはサクラソウ科、全く似ていないので不思議に思う。
[レダマ(スパニッシュブルーム)]
多分レダマだと思うが自信がない、でもエニシダとは葉が違っている。
クサレダマ
クサレダマは、サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。
和名はマメ科のレダマに似て、草本であることに由来する。
別名、イオウソウ(硫黄草)。
茎は直立し、高さは40-80cmになる。
茎には短い腺毛と軟毛が生える。
葉は対生または3-4枚が輪生し、葉柄がない。
葉身は披針形または狭長楕円形で、長さ4-12cm、幅1-4cmになり、先端は鋭くとがり、縁は全縁。
花期は7-8月。
茎の先端または葉腋に円錐花序をつけ、多数の花をつける。
線状の小さな苞があり、萼は深く5裂する。花冠は黄色で径12-15mmになり、5深裂する。
果実は径4mmの蒴果となる。
(Wikipedia)より