大人の休日倶楽部パス2日目。
以前に行ったことのある「鶴の舞橋」をもう一度見てみようと、津軽富士見湖へ行ってみた。
何度見ても素晴らしい橋だと思う。
でも、初めて来たときと比べてずいぶんと様子が変わっていた。
駐車場も完備され、お店もあり、人が多く賑わっていた。
それだけ人気の場所になったのだと実感した。
「鶴の舞橋」の過去記事は→こちら
この後は五所川原の立佞武多の館へ。
[立佞武多]
ここには実際に立佞武多祭りに使用される大型の大型立佞武多が展示されている。
立佞武多は青森のねぶたと基本的には同じだが、高さが最大で20m以上にも達する巨大な山車になっている。
さまざまな立佞武多が展示されている様子は圧巻だった。
一通り見学した後は、会館の隣にある市場の食堂で「やってまれ丼」を食べた。
「やってまれ丼」は先にご飯を購入し、各店舗でお刺身を買って上に載せて海鮮丼にして食べるもので、釧路和商市場の「勝手丼」や青森市場の「のっけ丼」と同じもの。
五所川原でレンタカーを返却し、ここからは電車を利用する計画だった。
「リゾートしらかみ」に乗って、人気の五能線を堪能して十二湖まで行く予定を立てていた。
「リゾートしらかみ」は青森県・川部駅から秋田県・能代駅を結んでいる五能線を走る人気のリゾート列車で、一度は乗ってみたいローカル線で常に一位になっている観光列車。
ところが休日パスの時期は大勢の人が利用するので、この時期はなかなか予約が取れない。
この時も五所川原からは満席だった。
ほとんどの人が始発の新青森から乗っているために途中からは無理なのかもしれない。
でも、この先の予定を考えると、どうしてもこの電車に乗りたい。
それならば五所川原の先、鰺ヶ沢からなら乗れるのではないかと考えた。
五所川原から鰺ヶ沢の間に降りる人がいれば席が空くから。
案の定、鰺ヶ沢からは席を確保できた。
[五所川原駅に展示してあった立佞武多]
五所川原から鰺ヶ沢まで30分間は普通列車でのんびりと行った。
鰺ヶ沢から乗ったのは「リゾートしらかみ」の「橅編成」だった。
他には「青池」、「くまげら」がある。
3つの列車とも普通席とボックス席があり、ラッキーなことに「橅」のボックス席が空いていた。
[リゾートしらかみ・橅]
「リゾートしらかみ」は乗っている区間によっては「津軽三味線」や「津軽の語り部」などの車内イベントも行われているのだが、この時乗った区間では特に車内イベントはなかったが、千畳敷駅で15分間停車してくれ、その間千畳敷の海岸を散策できた。
あとはずっと車窓から見える雄大な白神山地や日本海の絶景を眺めながら十二湖駅に着いた。
十二湖は白神山地の一角にあり、原生林の中に33もの湖が点在しているが、総称して十二湖と呼んでいる。
この日は十二湖の近くにある「アオーネ白神十二湖」に泊まった。
ここは広い敷地の中にログハウス、集合棟があるが、残念ながらそこが満室だったので、近くにある系列の「海彦山彦館」に泊まった。
ここは研修施設のようになっていたが、温泉もあったし、料理は地元のおかあさんたちが作った地産地消料理だった。
何よりも海が真下に見えた。
ここで面白い写真が撮れた。
① 最初は普通の夕日だった。
② 水平線に接すると上下に分かれ始めた。
③ はっきりと上下に分かれた。
④ 左側にも二つ現われた。
⑤ 左側が消え、上下に大きく分かれてだんだん沈んでいった。
⑥ 完全に沈んだ。
宿の人もこのような太陽は珍しいと言っていた。
その時の過去記事「不思議な太陽」は→こちら
海が見える温泉にのんびりと浸かって、この日の日程を終えた。