Inspiring

スキーの中心地★東京神田★より
ワンゲルスポーツのスタッフがお届けするBlog。
現在は月曜日と金曜日更新予定です。

しな~やか~に♪ たわんで~ ♪

2010年12月19日 | これ、いかがですか??

     

寒いですね。
     

本日も全国からたくさんの皆様にご利用を頂きました。
本当にありがとうございました。

         

皆様こんにちは。
Inspiring を ご覧下さり誠にありがとうございます。

      

積雪量何メートル、とはいきませんが、
ここのところの降雪で無事OPEN を迎えられた
スキー場さんがたくさんおありのようで、
なによりです。
        

皆様はもう滑られましたか ?

      

        

さてさて本日は、
時々お寄せいただくお客様のご質問に、
上手くはご説明できないかもしれませんが、
お答えと申しましょうか、、、
  
ご案内をさせて頂きます。

    

それは↓

Flex_00111_2

SKI の edge ( 滑走面サイド部の金属部分 ) で 、
上記の写真のように、部分的に crack ( 刻み) が
入っているモデルについてです。

写真 矢印 部分が 外見上「切れている」ところですね。
( わかりづらくて申し訳ございません )

    

このようにSKI の先端部分からテールまで、
連続して一定の間隔で「切れている」 edge を
使用しているモデルがいくつかございます。
  
     
その多くは、
この 切れたedge 構造等により、
コブなど「不整地」での卓越した操作性を
かねそなえたモデルです。

  
  
しかし、
この切れている edge 構造により、
耐久性はどうなの?
   

っというご質問を時々頂きます。

           

その答えを申し上げる前に、
edge はどういう構造で SKI に
装着されているのかをご案内させて頂きますね。
   
edge 自体は↓のようになっています。

Photo

↑は、海外ブランドをはじめ、
ほとんどのモデルに採用されている
刻みの入っていないタイプの edge です。
  
    

スキーを目視すると、
edge のほとんどの部分が滑走面の下側に隠れているため、
この幅が想像つきにくいかもしれませんので、
上記の写真に仮想滑走面を乗せてみますと
↓のようになります。

1

通常 SKI についている ( 見えている )  edge は、
本来の構造 ( edge 全体) のほんの一部分しか見えていません。

  

一方、
刻みの入っている edge は
どのように↓なっているのかと申しますと、

Edge1

↑のようになっていまして、
刻みが入っていますが edge 本体は金属がつながっています。
  

上記の写真に仮想滑走面を↓かぶせますと、
Edge3

↑のようになります。

一番最初の写真の状態ですね。
    
  
このように、
刻みが入っている edge でも、
その内部では素材がつながっています。
    

実際にスキーがしなった
状態はと申しますと↓

00411

↑ おわかりいただけますでしょうか?
刻みの部分が V 字状に開いているのが。。
( またまたわかりづらくて申し訳ございません )

これにより、
スキーが「よりしなやかに」 なります。
  
ですが、
前述のように、edge 自体は内部的には
金属がつながっていますので、 

  
良質な芯材 (スキーを構成する主たる素材) と
構造がしっかりしていれば、
刻みの入っている edge タイプのSKIは、
そうでない edge のタイプと比較しても
SKIとしての耐久性は、
まったくと言っていいほど遜色ございません !!

         

が、お答えです。

       

どうぞ、
このしなやかな 構造のスキーを
ぜひいちどご堪能されてはいかがでしょうか?

     
使用モデル等、
詳細はスタッフまでお気軽にお問い合わせ下さいませ。 

  

G.M.


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