朝方の強い日差しに、「梅雨、明けたかな?」と思わず喜びそうに
なってしまいました。
今は思いっきり“どんより”曇り空でございます。
そりゃそうですよねぇ…この前沖縄が梅雨明けしたばかりですから、
関東地方はまだまだ先ということになります。
ホント、湿気で脳みそが頭の中でドロドロしている感覚で、ちょっと
考え事をしたりすると、その“ドロドロ”が耳から鼻から出てきそうで
ちょっと怖いです。
梅雨に、完全に負けてしまっている“ワタクシ”です。
いつもInspiringをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
さてさて、本日のお題ですが…
タイトルの『“黒いヤツ”がやって来た!』でご想像がついた方は
いらっしゃいますか?
「あれだな、アレ」と分かってしまったそこのアナタ、かなりのマニア
でごさいます。
ブーツです。そうです、“あの”黒いブーツです。
もうお分かりですね?
本日ご案内いたしますのは、
←ノルディカの
《DOBERMANN WC EDT 130》でございます。
ご存知のとおり、今季のドーベルマンはフルモデルチェンジ!
(一応、アグレッサーの後継機種ということになりますでしょうか。
ちなみにワタクシのブーツはアグレッサーでございます。)
(金の延べ棒じゃありませんけど)
これが上の写真の金色のビスで外から固定されています。
“EDT(エフィシエント ダイナミック テクノロジー)”という全く新しい
《武器》を装備して生まれ変わりました。
簡単簡潔に申しますと…ブーツの底、いわゆるインナーブーツと
シェルの間にございます“フットベッド”にアルミ素材を使用することで、
とにかく今までにないシャープな感覚のターンを描くことができるの
です。(これ、ホントです)
この《武器》の詳細をここで全て語りますと、明日になってしまいます
ので、よろしければコチラをご参照ください。
⇒http://www.tecnica-group.co.jp/nordica
ワタクシがクドクドご説明さし上げるよりも、メーカーさんの説明の方が
数百倍分かりやすいかと思いますので…。
しかし、ワタクシなりに何かこのブーツに関しまして“良いところ”を
一つだけでも触れておきませんと、今回お題に挙げた意味がなく
なってしまいますので、もう少々お付き合いくださいませ。
←コチラ、当たり前ですがインナーブーツです。
もちろんと言いますか、“シューレースタイプ”のレーシングインナー
です。
シェルが完全ニューモールド(新しい型)になったということは…、
もちろんインナーブーツもフルモデルチェンジでございます。
新しいシェルとこのインナーブーツのマッチングが絶品でございまして、
物凄くビッタリとラッピングしてくれます。
(「他のブーツにも入れてみたいなぁ」などという、いけない願望が湧いて
くるほどの出来栄えです)
あとですねぇ…、これは何気にけっこう重要なことだと思うんですが、
このドーベルマン、他メーカーの同等グレード機種と比較した場合、
レーシングモデルなのに、いわゆる“背の高さ”が低いのです。
『だから何?』って感じだと思いますが、これが実はドーベルマンが
基礎スキーにも使うことができる大きな要因となっています。
通常、後背部の立ち上がりが高いレーシング系ブーツは力を加える
ことができる支点が高いので、足首が使いにくかったりします。
(日本人の短い膝下には合わないのが当たり前ですけどね)
一方で、ドーベルマンは日本人のレーサーはもとより基礎スキーヤー
にとって、非常に好ましい後背部の高さを持っています。
足首が使いやすいので前後のバランスがとりやすく、このタイプの
ブーツとしては不整地・コブでの使用も問題ないというのは、大きな
アドバンテージです。
(“背の高さ”比較の写真はあえて載せませんでした。“背の高い方”
に問題があるみたいになってしまいますので)
とまあ、簡単(?)ではございますが、注目の“黒いヤツ”に関しまして
ウダウダと語らせていただきました。
とにもかくにも『良いブーツ』ということで、自信をもってオススメさせて
いただきます。(個人的に大好きというのが見え見えですけど…)
他にもモリモリっと良いブーツがたくさんございます。
コチラもご参照ください。⇒http://wangel.jp/boots.html
『そろそろ、本腰を入れてブーツ選びをする季節です!』
Staff TETSU
(ワンゲルスポーツは、明日水曜日“定休日”でございます。ゴメンナサイ。)