映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

ジャスティス  アル・パチーノ

2010-10-05 21:35:57 | 映画(洋画 89年以前)
1979年のアルパチーノ主演作品、はぐれ弁護士を演じる。tsutayaの発掘作品の中で妙に気になるので観た。デイヴ・グルーシンの軽快なフュージョンをバックにしたお気楽映画だ。当時のアメリカの様子がにじみ出ている。法廷ものといえるのかな?人情系であり、コメディの要素も含まれている。

ボルチモアの拘置所の中に、主人公の弁護士ことアル・パチーノが拘置されていた。拘置理由は、裁判中に判事ことジョン・フォーサイスを侮辱したからだ。すぐに釈放された彼は2つの気にかかる事件を手がけていた。1つは、ジェフという若者が車の尾灯の故障というだけで逮捕された事件と、オカマの黒人ラルフが強盗の仲間として告訴されている事件だ。主人公は法規だけをふりかざす権力主義者の判事と対立していたのだ。そんなある日、その憎むべきフォーサイス判事が強姦罪で告訴されるという事件が起き、判事はアルパチーノに弁護を依頼してきた。周囲は冗談かと腹を抱えて笑う始末。判事の申し出を当然のごとく拒否したアルパチーノだったが。。。。

法廷物で冤罪を逆転するといったパターンとは違う。法廷の裏側の暴露というべきであろう。ミステリーを楽しむつもりで観るとちがうかも。それでも最後までみると笑える。
満足度は普通だ。
いつもながらデイヴグルーシンの音楽はなじみやすく、映画のムードを和らげる意味合いを持つ気がする。この時代に大学生活を送ったものからすると、今聞いても古さを感じない。

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