映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

レイン・フォール  椎名桔平

2010-01-15 21:27:15 | 映画(日本 2000年以降主演男性)
東京を舞台にしたアクション映画。椎名桔平が米軍の秘密機関出身の殺し屋を演じる。対するCIAの東京支局長にゲイリー・オールドマンが扮する。監督がオーストラリア人で日本の作品というべきなのかよくわからないが、主演二人は頑張っている。

父親が日本人で母親がアメリカ人というジョン・レインこと椎名桔平はアメリカ籍で、米軍で秘密工作員の教育を受けたことのある殺し屋である。特殊なオーダーを請け負う彼を追うのは、CIAの日本支局長ゲイリー・オールドマンである。国土交通省の幹部白石は機密のチップを持っていると見られている。公共事業の予算の配分を担っている国土交通省の重要データだ。その白石が狙われていることをCIAが知り、彼の後を追う。地下鉄の中で心臓発作を起こして倒れる。後ろには椎名がいた。CIAのメンバーもそこにいたが。。。。。

ゲイリー・オールドマンのCIA日本支局長はさすがという感じ。支局の中は東京中の監視カメラを見ることができる。そこから椎名を追う出先の支局員に指示をだす。大声で的確に指示を出していく場面に臨場感を感じさせる。彼を起用したのは一点豪華主義というべきだろうが、彼が公安系の仕事をさせると映画が引き締まる。個人的に好みの「レオン」「ダークナイト」いずれも良い働きを見せる。好きな俳優だ。

椎名桔平もいい。彼自身殺し屋を連想させる独特のムードを持っている。ここではそれが生かされる。年をとったが、演技は円熟の域に達する寸前だ。今後も彼を追いたい。
自然死と見せかけて殺された白石の長女を演じるのが長谷川京子である。これはもう一歩かな?不自然な感じだ。ビジュアルで選んだであろうが、ちょっと大根過ぎた。残念

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