映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

オブラディ オブラダ  景気回復へ

2009-01-04 23:01:55 | 音楽
1月2日品川の家で父の部屋を整理していた。
父のステレオの片隅でビートルズのホワイトアルバムのCDがあった。

レコードで自分も持っていた気がするが、レコードプレイヤーの調子が悪い。
ディスクユニオンで中古買おうかと思っていた矢先だけにうれしい。
これも父が好きだったジョーサンプルのCDとともに持ち帰った。

本を整理しながら聴いた。
やっぱりいい。このCDの評価は「サージャントペパーズ」や「アビーロード」に比べると低いが私は好きである。
「マーサ マイ ディア」「ブラックバード」をはじめとしてポールの天才振りが光るが、ジョージの傑作「ホワイル マイ ギター ジェントリー ウィープス」のエリッククラプトンの泣きのギターも楽しめる。オルガン弾きながら裏方にまわるジョージの人使いのうまさもなかなか
シングルの「リヴォルーション」はちょっとうるさすぎるがセッション風のホワイトアルバムバージョンはなかなかいい。ジョンとポールを比べるとポールの才能の独壇場という気がする。でもジョンの「ジュリア」や「ハピネス イズウォームガン」もさえる。

「オブラディ オブラダ」と呪文を唱えながら、景気回復を祈りたい。
個人的な見解だが、日本政府の政策も徐々に効いてくると思う。派遣社員の件はある意味騒ぎすぎだと思っている。公共事業に対する目も少しは変えなくてはならないであろう。よくニューディール政策のルーズベルト大統領のことが言われるが、本当に短期に景気回復を果たしたのは、ナチスのヒトラーである。1936年のベルリンオリンピックに伴う建設ラッシュ、国策車ワーゲンビートルの生産、高速道路アウトバーンの建設、600万人の失業者をあっという間になくしてしまったのだ。本当に天才だと思う。おそらくは誰もが本音をいえないだろうが、ヒトラーのような政策が望まれるのは間違いない。
しかし、アメリカでの民間への公的資金投入は経済学的に見て乗数効果がかなり効いてきて、予想よりはやい景気回復が望めると思う。乗数効果の凄みが実感でき、いまだ人口が増加の一途をたどるアメリカさえ復活すれば、一気に日本も戻るだろう。
インターネット時代悪くなるのも早いが、戻るのも早いだろう。
明日から本格的に仕事だ!!
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