映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

九如坊 マカオ・ポルトガル料理

2010-01-30 20:21:33 | 香港
17年前初めて香港に行った時、当時香港駐在でいた友人に日帰りでマカオに連れて行ってもらった。9月に行ったけど、ものすごく暑かった。いたるところで工事をやっていた。みんな貧しそうだった。

そのとき昼飯は橋を渡って島に向かい、ピノキオという店でポルトガル料理を食べた。しかし、それが最初で最後のマカオ料理となった。油がベタベタしてなんていやな料理かと思った。そのあとマカオに多分10回近く行ったと思う。でも一度もポルトガル料理は食べていない。恥ずかしながら10回も行って、世界遺産を見ていない。セナド広場すら行っていない。それなのに今回は社会見学も兼ねて世界遺産方面に向かった。

セナド広場から先の街並みは非常にきれいだった。気分が爽快になった。香港はビル中心でこんなにきれいに街を見せるところはない。赤柱スタンレーは薄汚い。一緒に行った人がポルトガル料理を食べたいと言う。予定ではリスボアの中華料理で飲茶をするつもりであったが、セナド広場より先でうだうだしているうちにこの近くで入らねばと思った。日本で言えば京都のように外国人も多い。国際的である。そういう観光地のそばにあるところは値段が高いと相場が決まっている。それなのに不思議に吸い寄せられた。それがこのあたりであった。
そうして入ったのがこの店「九如坊」である。予備知識はゼロである。オープンエアの席が空いていた。そこに座った。室内はほぼ一杯のようだった。でも一緒に行った人たちは香港特有の冷房で音をあげていたのでむしろ良かった。


メニューが来たけど、何を頼んで良いかわからない。他の中華料理屋ではすべて自分がメニューを選択して注文する。困ったときに英語が話せそうなウェイターが来た。聞いてみた。「please tell me recommendable menu」といったら写真入のメニューを指差した。みんなと相談して人数プラス1品頼んだ。ビールはポルトガルビールにした。

最初にビールがきた。おいしいビールだ。さっぱりしている。その後パンが来た。おったまげた。すごくおいしい!焼きたてのパンである。やるなこの店と思った。

あとは絶賛の連続である。「スパイシーチキン」
ガーリックの調整がいい。

あとは「フライドライス」ポルトガル炒飯
見た目よりもおいしい。中の具と混ぜて食べる。
中の具との取り合わせが抜群。鯛めしを食べているみたいな感覚

「スペアリブ的牛肉」
こんなうまいリブ、人生で初めて!!

「ポテトグラタンのようなもの」


材料、シェフの腕本当にすごい。最初に食べたときに感じた油っぽさは全然ない。もちろん油が強いメニューもあるだろう。それは次のお楽しみにしておこう。勘定一人あたり3300円強であるから決して高くはない。もっとも普通の中国の庶民料理の価格に比較は出来ないが。。。

料理をうまく表現できないのが残念
ただただおいしい。
ポルトガル料理を排除したこの17年をつくづく反省


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