習志野湾岸9条の会

STOP戦争への道 9条を変えるな

「ヘイトスピーチ規制」に便乗した国会デモ規制と国会正門前工事立入不可(10月より)

2014年08月29日 | 日記
自民党は人種差別の「ヘイトスピーチ」規制と合わせて国会周辺の抗議活動の規制も
検討する方向としたそうです。
毎週の反原発行動をはじめ様々な大抗議行動が排除されようとしています。
差別排外主義者のヘイトスピーチと広範な市民の抗議要求とは全く別物です。
このような便乗したデモ規制は許されるものではありません。
高市議員はうるさくて仕事にならないからと言っているそうですが、議員が大衆の
声に耳を貸そうとしないから権利として抗議が上がるのではないでしょうか。
憲法も知らないのでしょうか(守る気がないかもしれませんが)。
(下記は東京新聞記事)


このことと関連するかどうかは分かりませんが、国会正門前歩道南庭側角一帯が、2014年10月から(予定)
下水道工事/「千代田区永田町一丁目、霞が関二丁目付近再構築工事」の為に約2年間使えなくなるそうです。

この場所は、首都圏反原発連合主催で毎週金曜に行なっている「再稼働反対!首相官邸前抗議」や、年に数回の
大規模抗議でメイン抗議エリアとして使っているだけでなく、多くの団体やグループが抗議や国会包囲などで
使っている場所です。
何故今の時期か、下水道工事に2年間もかかるのかよくわかりません。
同じような工事が国会正門の他の周辺や、官邸前、議員会館前でも行われるかもしれません。
集会デモの場所であった新宿アルタ前が工事を理由に柵が張り巡らされ狭くなったり、同じく
集会デモの場であり、かつ野宿者の生活の場であった渋谷の宮下公園がフットサルなどの工事により
狭くなり、多くの人が排除されてきました。
国会前の工事も意図的なものを感じざるを得ないのではないでしょうか。
反原連をはじめ主催諸団体は、当局の規制や指示に従い率先して決められたエリアで決められた時間内で行動を行ってきました。
権力者にとってそんなことはどうでもよく、邪魔なものはいつでも排除してやるという意図がよくわかるのではないでしょうか。