習志野湾岸9条の会

STOP戦争への道 9条を変えるな

沖縄直訴団1.27・28オスプレイはいらない日比谷~銀座デモ・国会前行動

2013年01月30日 | 日記
1月27日(土)に「沖縄県民大会実行委員会」の主催で4000人以上が集まり開催されました。
この行動は「沖縄一揆だ」と表現されました。デモ行進は、右翼団体の大量動員による激しい妨害に負けずに力強く貫徹されました。
壇上には沖縄全41市町村の首長・議長、県会議員、沖縄選出国会議員、実行委員が並びました。共同代表で市長会会長の翁長雄志氏は、
「沖縄県民は基地でメシを食ってるわけではない。日米同盟、安保同盟について全体で考えてほしい」と訴えました。
また町村議会議長会会長の中村勝さんは「沖縄県議会、全41市町村議会でオスプレイを持ってくるなと決議した。10万余の県民が集まって、
沖縄にオスプレイはいらないと県民大会を行った。にもかかわらず、オスプレイ配備が強行された。許せない」と訴えました。
デモの最先頭はドラム隊。
沖縄上京団もデモの先頭を行進。

「売国奴!」と叫んで妨害する右翼団体。

「沖縄に帰れ!」「尖閣防衛のためにオスプレイは必要!」と沖縄の人たちに罵声を浴びせる右翼団体。
右翼団体のデモ妨害としてはかつてない規模でした。右翼安倍政権そのものと言えます。
翌日28日(日)の国会前の行動でも右翼団体は大挙して集まり沖縄の人たちに罵声を浴びせ続けました。
しかも右翼団体は抗議団に自らブチ当り、プラカード等を壊し参加者の衣服をズタズタにしながら逆に暴力をふるわれたと
告訴しようともしています。混乱に便乗し公安も逆に沖縄の支援者を逮捕しようとしたとのことです。

挑発にのらない、耐えるというレベルでは済まない話になってきていると言えます。
これが憲法を変え戦争をする国家を作ろうとする攻めの安倍政権そのものと言えます。
商業新聞はこのことを報道しないし、護憲革新派政党と言われる新聞も目の前で見ながらこの事実を報道しようともしない。
96条が変えられ国民投票がされる時点ではもう遅いのではないでしょうか。
想像を超える以上のスピードで改憲極右との激突が好むと好まざるとを問わず来たのではないでしょうか。



民衆の歌(「民衆の歌」/レ・ミゼラブル/10周年記念コンサート )

2013年01月26日 | ミュージック
1本のパンを盗んだために19年間もの監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンの生涯が描かれています。
作品中ではナポレオン1世没落直後の1815年からルイ18世・シャルル10世の復古王政時代、七月革命後のルイ・フィリップ
王の七月王政時代の最中の1833年までの18年間を描いており、さらに随所でフランス革命、ナポレオンの第一帝政時代と百日天下、
二月革命とその後勃発した六月暴動の回想・記憶が現れます。当時のフランスを取り巻く社会情勢や民衆の生活も、物語の背景
として表現されています。
まさに閉塞感や生きにくい格差の今の日本や世界の状況と酷似しているのではないでしょうか。
官邸前や国会前の叫びと重なります。
60年70年を闘った人も当時を思い出す人も多く、又若い人や多くの人も感動しました。今こそ民衆よ立ち上がれ!








わかば新春平和と文化のつどい

2013年01月20日 | 集会・会合等
若葉9条の会等が実行委員会として主催し6回目となります。
1月27日(日)13:00~若葉文化ホール
合唱・歌・踊り・パフォーマンスなどの楽しい集いです。

※27日当日は他にも市県内外の会合が複数あります
前回お知らせした日比谷野音でのオスプレイ配備撤回、普天間基地閉鎖・返還を求める東京集会
http://noosprey.xxxxxxxx.jp/
市内では津田沼9条の会例会「戦後史の中での日本国憲法」
http://tsudanuma9jyo.blog73.fc2.com/
市内で独自の市民運動を行っている「習志野市民フォーラム」の会合
http://blog.goo.ne.jp/narashinoshimin
興味ある方は関心のある会合・集会に参加していただければと思います。

オスプレイ配備撤回、普天間基地閉鎖・返還を求める東京集会@日比谷

2013年01月19日 | 集会・会合等
オスプレイ配備撤回、普天間基地閉鎖・返還を求める東京集会が
1月27日(日)午後3時~4時に日比谷野外大音楽堂で開催されます。
集会後は、銀座パレードが行われます。
主催はオスプレイ配備に反対する沖縄県民大会実行委員会です。
翌1月28日(月)には、総理直訴行動・関係大臣等要請行動が行わ
れます。
以下、案内を転載させていただきます。

<総理直訴東京行動の日程>
◆オスプレイ配備撤回、普天間基地閉鎖・返還を求める東京集会
1月27日(日)午後3時~4時 日比谷野外大音楽堂
集会後、銀座パレード
◆総理直訴行動・関係大臣等要請
1月28日(月)午前から
<主催>オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会実行委員会
 オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会実行委員会は、オール沖
縄で政府へ突きつける総理直訴東京行動を決めました。オスプレイ配
備撤回とともに、県民大会の決議文に沿って、米軍普天間基地の早
期閉鎖・撤去も求めていきます。
41市町村長や県議、市町村議員ら総勢約100人の代表団が出向
き、集会には、東京、埼玉、千葉、神奈川など関東圏の沖縄県人会を
はじめ、オスプレイ沖縄配備と低空飛行訓練に反対する市民が集い、
大規模の集会を実現します。
国会周辺での連帯・激励行動も計画中です。詳しくはホームページを
ご覧になるか、お問い合わせ下さい。
http://noosprey.xxxxxxxx.jp/

憲法9条を守れ~益永スミコさんの話

2013年01月16日 | 日記
益永スミコさんは、1923年大分で生まれました。教育勅語で育ち「軍国少女」だった彼女は、助産婦として病院に
勤務していた当時、多くの兵士を戦地に送りだしました。戦後は食べることに追われ、社会のことを考えるゆとりも
ありませんでしたが、47歳で労働組合を作ってから、本当の歴史を学び、どのように生きるかを学びました。それは
「二度と戦争をしない」を基本に、平和な社会人間が人間らしく生きられる社会を目指すことでした。その後、
アムネスティの活動から死刑囚 の母にもなる。人権擁護、死刑廃止、憲法9条を守る運動などに献身的にかかわる益永さんは、
ひとりで街頭に立ち人々に呼びかけつづけました。





3年前の上映会のチラシ、「死んどるヒマはない」全国各地で上映会が開かれました。

益永さんは首から大きいプラカードを下げ独特のスタイルで全国で1人で街頭に立ち訴え署名を集めました。
益永さんが加わっている「止めよう戦争への道百万人署名運動」ブログ
http://million.at.webry.info/
街頭での益永さんのお姿は見かけた人も多いと思います。
ヒロシマでナガサキで成田三里塚でエイペックの桜木町駅前で炎天下・極寒の経産省テント広場で、新宿他各駅頭で
そして去年(2012年)4月10日自宅近くの狭山駅前でおひとりで訴えている最中脳出血で倒れ意識不明になりました。
一時は危機的状況だったそうですが幸い持ちなおしたそうです。但し再び街頭に立つことは出来ないそうです。
昨年春経産省前テント広場でお見かけしたのがお元気な姿の最後でした。
益永さんの思いを受け継ぎ9条を守り戦争への道を止めましょう。
出来れば益永さんのDVD千葉でも上映できればと考えます。     K

元サッカー日本代表監督岡田さんの尖閣問題での意見

2013年01月13日 | 日記
1月9日の朝日新聞の記事です。だれも住んでいない島を巡って固有の領土などと踊らされて大騒ぎしている人たちは一度頭を
冷やしたらどうでしょうか。
国土というなら福島を見捨てて国民を貧困のどん底に落として見捨てている人たちは9条を変えこの国の何を守るのでしょうか。
汚染された我が国土さえ守る気もなく見捨てている人たちが何が固有の領土でしょうか。戦争屋の言うことはワンパターン。
68年前のヒロシマ、ナガサキや侵略戦争の事どころかつい2年もたっていないのにフクシマのことすら忘れてなかったことにしている。
(以下、記事の一部抜粋)
サッカーの日本代表監督だった岡田武史さんが、今年も中国スーパーリーグ(1部)の杭州緑城を監督として率いる。
11位に終わった就任1年目の昨年、価値観の違いにぶつかり、尖閣諸島問題で日中関係がきしむ中でシーズンを乗り切った指揮官の目に
アジアの隣人はどう映ったのか。
スポーツが持つ可能性は? 一時帰国した折に聞いた。
尖閣諸島問題も、国有化を巡って当時の胡錦濤(フーチンタオ)国家主席のメンツをつぶされたことが決定的だったと聞いた」
――尖閣問題のときは杭州でもデモがあり、直後の試合が中止になりました。身の危険を感じたことは。
「普段の生活で嫌な思いをしたことは一度もない。試合中止は、日本人が監督をしているチームだからではなく、試合の警備に人手が足り
ないことが理由だった。確かにひどい暴動もあったけど、報道の中には誤解もあったと思う」
 ――でも、相当な反日感情がないと、あんな騒ぎにはなりません。
「日本を好きだとは思っていない中国人は少なくないかもしれない。それでも、自分の子どもを戦場に送ろうとは思わないだろう。
政治システムからいえば、お互いに立場があって解決できない。そんなときには人の絆や信頼しかないと思う。その糸口が文化であり、
スポーツ。政治家でもない自分ができることは、中国人と日本人が心をひとつにしてプレーする姿を見せること。
だから、中止になったときも今こそ試合をしたい、だからこそ日本に帰れないと思った」
■自分が出来るのは 心ひとつのプレー 次世代につなげる
 ――中国にいると、日本人である自分を今まで以上に意識させられるでしょう。
変わらない。確かに自分は日本が好きだし、日本人としてのアイデンティティーを持っている。
代表監督として日の丸を背負って戦った経験もある。でも、本質を見れば、尖閣問題もばかげているなと。
お互いに固有の領土と言うけど、いつから固有なんだと。
地球の歴史46億年を460メートルとしたら、ホモサピエンスの歴史20万年はわずか2センチだよ

幼稚園のときに砂場で遊んでいて、ここから入るなと友だちを排除したら、先生に『どうしたら仲良く遊べるか考えなさい』
としかられたことがあった。
それと同じで、けんかするか、話し合うしかない。じゃあ戦争をするのか。私はしたくない。ただ、それだけのこと

「尖閣問題のようなことが起きることは、中国に行く時点である程度は予想していた。
何かが起きたときに、地球を救いたいとか、人類を救いたいとか、そこまでは考えていない。
自分の3人の子どもの時代に争いを残したくない、いい社会、いい地球を残したいと思うだけ。
子どもたちのためと考えると、どんな問題でも答えはシンプルに出る。例えば原発もそう。何が次の世代にプラスになるんですかと」
「もともと、中国人はこうだからという先入観を持っていない。だから構えてもいないし、特別にこうしなければいけないとも考えてない。
ステレオタイプ的に『中国人は怠惰だから』と言う人がいるけど、実際には違った。
約束を守らないとも言われるけど、そんな人は日本にもいる。
民主党も自民党も全然守っていないじゃない。中国を嫌う人は多いけど、実際に行ったり、住んだりした人はどのくらいいるのか。
相手を知らずに嫌いというのはおかしい。私も帰国して日本の新聞を読んで、中国は自分勝手だな、嫌な国だなと思うことはある。
でも、杭州に戻って出会う中国人の大半からはそういう感情は起きない」
■取材を終えて
岡田さんは自宅と杭州市郊外の練習場を往復する毎日で、中国語はタクシーを使える程度。それでも熱烈なファンがいる。
言葉も国境も超えられるものなのだろう。「違いなんて日本人の中でもいっぱいある」。
だから日中の違いにとらわれることにどんな意味があるのか。そんな問い掛けを真っ正面から受けた気分になった。    
おかだ・たけし 56年生まれ。早稲田大、古河電工(現J2千葉)でプレー、24試合の日本代表歴。
代表監督として98年W杯に初出場、2010年W杯16強入り。


海外も呆れるトンデモ内閣(英国Economist誌)

2013年01月07日 | 日記
日本のメディアが全く批判しない中、様々な海外メディアが安倍内閣を批判していますが特に
この記事は安倍内閣の危険な本質を暴露してますので転記します。
閣僚19人中14人は靖国を参拝する会、13人は極右日本会議、9人は軍国主義議員・・ここまで書かれて日本のメディアはまだ持ち上げるのか!
http://www.economist.com/news/asia/21569046-shinzo-abes-appointment-scarily-right-wing-cabinet-bodes-ill-region-back-future
日本の新内閣
バック・ツー・ザ・フューチャー
安倍晋三が組閣したぞっとするほど右寄り内閣が、この地域に悪い兆し
英国The Economist誌 2013年1月5日
12月26日、日本の新首相・安倍晋三氏は自らの新内閣の陣容を明らかにした。第一級ナショナリストの安倍氏は、5年間で第三期めの
景気後退に耐える日本経済の転換に専心すると約束した。2006年から7年、経済施策が戦時罪責をめぐる不必要な口論と災い発言の多い
内閣に引っ掻き回され、大災禍に終わった首相第一任期で学んだ、と新首相は言う。
問題は、写真中央にいる安倍氏が政府にそのメッセージ発信を続行させられるか否か、にかかる。19人の閣僚を選ぶにあたり、
彼はすでにそれを疑わせる理由を、さらに結局のところ、彼は疑わせようと望んでいる、とさえ示した。
以下を考えてみよう。閣僚中の14人は「一緒に靖国に参拝する会」のメンバーであるが、これは東京にあり、戦犯罪として処刑された
指導者たちに栄誉を与える神社である。13名は「日本会議」といって「伝統的な考え方」への復帰を支持し、戦時の過ちにたいする「謝罪外交」
を拒否するナショナリスト・シンク・タンクのメンバーである。9人は、学校教育で軍国主義時代日本にもっと栄光を与えるよう求める議員の会
に属している。彼らは日本の戦時残虐行為のほとんどを否定する。
この隊列中には新文科大臣・下村博文がいるが、彼は1995年に打ち立てられた道標、日本のアジアへの残虐行為を遺憾とする”村山談話“の撤回
を望むばかりか、1946年から48年に行われた戦犯裁判判決の取り消しさえ求めている。
安倍氏は1946年アメリカが課した日本を平和主義履行の国とする憲法、また安倍氏が愛国心を過小評価すると考える教育法、そして日本が従属的
役割を担う安全保障条約という、国の基本的現行憲章中、3法を改訂する自らの希望を、一切隠していない。
しかし選挙民たちは何を望んでいるのか?
安倍氏は一般日本人のうち、日本の戦後構造を根から枝まで改造したい彼の食欲に同調するものはわずかだと知っている。これからの数ヶ月は経済に
専心する良い理由は、ここにこそある。彼の率いる自民党、次党である公明党は12月の総選挙で勝利し、日本国会の衆議院3分の2の議席を占めた。
6月に議席をめぐり選挙の行われる参議院は、現在野党に支配され、民主党がリードしている。選挙民たちは不安定とは言えないまでも、自分たちの
意見表明はしていないが、安定した経済運営があれば、安倍氏は参院をも勝ち取ることができる。そうすれば、彼はここ数年来なかった最強の統治権限
を持つことになろう。
現在のところ、安倍氏は経済の滑り出しを目論んでいる。長期デフレの意気消沈から日本を跳ね上がらせる道として、日銀にたいし2%のインフレ目標設定
を強く求めている。蔵相麻生太郎にたいしては、貸借制限なしの新しい金融刺激策をつくるよう指示した。自らも元首相である麻生氏は、国債借款がすでに
GDPの200%を超える現在、いかなる浪費にも唖然とするであろう財務省官僚に打ち勝つ数少ない政治家のひとりかもしれない。
建設と公共事業に没頭していた過去の自民党の大型消費の時代とは違うと安倍氏は否定する。しかし、新しい金遣いが昔のやり口よりどれほどよいのかは、
これから証明してみせねばならない。新しい借款がある時点で突然、鋭い上昇カーブで高利子となり、政府の果たすべき負債返済に影響する危険がある。
これまでのところ、投資家たちは安倍氏をとりあえずは評価しているが、それは彼の中央銀行叩きが円安を助けているからでもある。株式市場は現在、
2011年3月11日の地震・津波のころより高値をつけている。投資家たちは、エネルギー公共事業や核関連機器の製造業に支持される自民党が、反原発抗議者
たちを意気沮喪させ、停止している原発装置にスイッチを入れることを期待している。
海外では、少なくとも参議院選挙までは、注意深く歩むしるしを見せている。元防衛大臣・額賀福志郎氏が1月4日ソウルを訪問して韓国大統領に選出された
朴氏と会談することになっており、これは日本では竹島、韓国ではドクトと呼ばれる島をめぐる紛争で怪しくなった関係修復にとって歓迎すべき企てである。
安倍氏はまた、米との安全保障関係を強めると約束しており、これは民主党政権下ではかならずしも恒にスムーズでなかった点である。就任にあたり、
「日本の外交・安全政策の転換がまず第一歩」と安倍氏は述べた。必然的に中国は苛立った。公式紙のひとつ・中華日報は、日米同盟を中国に圧力かけるため
に使えば「単に、東シナ海の、日本では尖閣諸島、中国ではディアオユ諸島として知られる島々をめぐる紛争の緊張を悪化させるのみ」と警告した。
安倍氏は中国政府に対して和平のパイプを勧めることなく、ただ表情固く日本の領土を守るとの約束のみ述べた。先月、中国偵察機が尖閣諸島上を飛行したの
を迎撃するジェット機8機の緊急発進に続くものだ。1958年に記録が開始されていらい最初の、日本の管理する空への中国サイドからの侵入であった。
安倍氏は中国にたいし苛立ちを抑えなくてはならず、しかし自らのナショナリスト的本能は抑制し、過去の幽霊は自民党の地下倉庫に安全に錠をおろして閉じ
込めて置かないといけない。このような抑制はつねに困難なものだ。安倍氏の新内閣は、それをほとんど不可能なものとしている。

西川重則さん講演(改憲阻止をめざして)

2013年01月06日 | 集会・会合等
「安倍内閣発足と私たちの課題~改憲阻止をめざして」
1月12日(土)13:00~  本郷文化フォーラム 文京区本郷3-38-10さかえビル
(地下鉄本郷三丁目)
講師 西川重則さん(平和遺族会全国連絡会代表) 1500円
主催 本郷文化フォーラムワーカーズスクール
※2000年から始まった「憲法調査会」、その後の「憲法審査会」
その他の国会傍聴を欠かさず続けている西川さんは現在の「憲法審査会」
における改憲ありきの安倍普三政権の再登場、維新の会の動き、多くの選挙民の
現憲法軽視に危機感を抱いています。西川さんは現行の不戦憲法の再確認を憲法講座
で訴えています。
安倍政権のもと今後急速に進められる改憲の動きと、自民党憲法案を確認し
憲法審査会の動きを見逃さず、対抗する市民運動を考える必要があると考えます。
各9条の会においても自民党改憲案を熟知してこれまでの勉強会以上の実践的な改憲阻止の動きが望まれます。

2012年衆院選と今後

2013年01月03日 | 選挙
このまま護憲派がバラバラにやっていたら次回選挙後は本当に大変なことになることが容易に想像できます。
もうすでに危機的状況を通り越しています。もう後がないところまで追い込まれました。
確実に阻止しなければならないのは改憲発議です。非改選を含めて3分の1の確保とて困難な目標ですが。
又同じことを繰り返して参院でも改憲派が多数を占め「ありがとう、改憲させていただきます」と言わせるなら、
悔やんでも悔やみきれません。
寧ろ今の選挙ではどうにもならないなら大衆行動でしかないのかもしれません。
以下は今回の選挙結果分析と次期参院選へのシュミレーションが詳しく書かれていますので参考として
「平和への結集」ブログより転記します。

2012衆院選――結果分析
      ↓クリック
http://kaze.fm/wordpress/?p=435
(目次)
(1) 選挙の体を成していない2012衆院選――小選挙区の死票率56%、自民の比例区得票率28%、主権を毀損し民意と乖離

(2) 主権を毀損し民意と乖離した選挙を鋭く批判しないメディア

(3) メディアによる争点隠し――「イデオロギー」のレッテル貼りで外交・軍事・改憲・教育を生活・経済・景気から切り離す

(4) メディアによる次期参院選の予測と誘導――自民対野党の構図で護憲政党を国会から放逐へ

(5) 生活の党は安倍政権にくみする改憲、集団的自衛権、米軍普天間飛行場、小選挙区制・定数削減などについて態度を明らかにすべき

(6) メディアは小選挙区制の矛盾を指摘しても(定数3の寡占的)中選挙区制止まり、比例代表制には否定的

(7) 選挙区間1票格差(地域代表性格差)だけでなく生票・死票間1票格差や政党間1票格差に目を向けるべき――「0.2票」より「0票」
(小選挙区の56%)の方が深刻

(8) 2012衆院選の最大1票格差――小選挙区が日本未来の党の13.83倍、比例区が社民党の4.87倍

(9) 2012衆院選――小選挙区がなく全国1区の比例代表制だったら自民はたったの132議席

(10) 2012衆院選――比例区で未来の票を共産・社民に統合すると3議席増える

(11) 2012衆院選――比例区で共産・未来・社民の票を統合すると10議席増える

(12) 次期参院選比例区のシミュレーション(定数削減なし、改選定数48)――護憲政党の獲得議席はわずか4議席

(13) 次期参院選比例区のシミュレーション(定数削減あり、改選定数28)――護憲政党の獲得議席はわずか2議席、
    最大1票格差は「定数削減なし」より拡大

(14) 次期参院選比例区のシミュレーション(定数削減なし、改選定数48)――共産・未来・社民の票を統合しても1議席しか増えない
    (統一名簿の必要性?)

(15) 次期参院選比例区のシミュレーション(定数削減あり、改選定数28)――共産・未来・社民の票を統合しても1議席しか増えない
    (統一名簿の必要性?)

(16) 次期衆院選比例区のシミュレーション(定数が75削減されて105になった場合)――社民は議席をなくし、共産の1票格差は1.58倍から3.88倍に拡大

(17) 選挙区間1票格差(地域代表性格差)が政党間1票格差に有利に働く例――自民は中国地方で支持率が高く、同地域は人口当たりの議員数が多いので、
    選挙区間1票格差は自民に有利