先生の楽譜

おはようございます。
昨日は、仕事が終わってから、
来月のコンサートの音楽稽古がありました。
出演者初顔合わせです。
私はアンサンブルでの出演ですが、
コンサート形式とはいえ演技もあるので、
暗譜と動きを覚えることが必須。
練習回数もあまりないので、がんばらなきゃいけません。
先生見守っててくださいね。
いや、ちゃんとしなさい、とおっしゃりそう笑

先生が天に召されてから、
早いものでもう2ヶ月になろうとしています。
納骨も済み、これからはお部屋に伺うことも少なくなり、
来月にはお部屋を明け渡すというお話を聞いていますので、
先生の息遣いを感じられる場所がどんどんなくなっていくことが寂しいです。

少し前になりましたが、
門下の方々にお集まりいただき、
先生の楽譜をお持ち帰りいただく機会を設けました。

長い人生の中で先生が集められた楽譜は、
膨大な数になっていましたが、
こちらのスタジオに引っ越された際、
こ一緒に整理をしましたので、
皆さんに見ていただく準備もそれほど大変ではありませんでした。

作曲家ごとにカバーの色を決めていらっしゃったので、一目瞭然。
素晴らしい整理術です。

バッハのカンタータも多数ありました。

ご自身はメゾソプラノでいらっしゃいましたが、
ソプラノ用の楽譜、
専門外のオペラのボーカルスコア、
イタリア歌曲の解説書など、
とにかく多岐に渡ってお持ちでいらっしゃり、
勉強熱心でいらした先生の姿勢が伺えます。
皆さま、先生に感謝しつつお持ち帰りくださいました。
とても久しぶりにお会いする方もあり、
先生が集めてくださったことに感謝する1日となりました。