TanteOLのキドアイラク

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モーツァルト、そしてウィーンとザルツブルグ

2006-06-21 15:23:07 | Music

    
生まれて初めての海外旅行はオーストリアでした。
有名音楽大学の先生方のレッスンを直接受けることができる
夏期講習のためでした。
西洋音楽を学んでいる者にとって、
もちろん、本場の先生のレッスンを受けることは大切ですが、
それに加え、偉大な作曲家たちが眺めたであろう風景を見たり、
彼らが住んだ家に足を踏み入れたり、
教会の鐘の音を聞いたり、風を感じたりすることも、
演奏に深みを持たせる意味で、同じくらい大切だと思います。
オーストリアに限らず、ヨーロッパの街は、
何百年も前の建物が当たり前のように残されています。
左の写真はウィーンのシンボルStepfansdom(シュテファン寺院)。
モーツァルトが住んでいた街・・・

重い扉を開けて中に入って椅子に腰掛け、
「ここにモーツァルトが座ったかもしれない・・・」
などと思うと、とてもワクワクしました。
右の写真はモーツァルト生誕の地ザルツブルグ。
Getreidegasse(ゲトライデガッセ)といって、
モーツァルトの生まれた家がある通りです。
ウィーンもザルツブルグも、
1年を通してたくさんの人たちで賑わいますが、
今年はモーツァルトの生誕250年という特別な年。
きっと、世界中から、たくさんの人たちが
モーツァルトの見ていた風景を見に訪れていることでしょう・・・