わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

(記事はリンクフリー)

臓器移植について(5)

2021-11-14 09:29:26 | 癒し
       (前日からの続き)
実は、臓器移植がどうのこうのというよりも前に、
我々はこういうもっともっと深いところを
見つめて、その上で自分の存在の根元を
何処に求めるか、それは神に求めるんだ、
神様の愛に求めるんだという、その深いところを
見つめた人たちが、こういう是か非かだけで
侃々諤々やってる空気の流れをね、もっと
愛のある光のある平和に満ちた空気の流れに
変えていかなきゃならない。
本当のところを言えば、我々のなすべき仕事
というのはそれなんですよ。
臓器移植というものは、本当に必要があって、
その人の運命、生命に、あるいは器にとって
それがその時必要であれば、神様というのは
何が何でも臓器移植をさせると思うね。
あるいは、させられる人もする人も決まってる
かもわからない。
だけども、私がここで言いますのは、そういう
ことによって人間という尊厳に満ちた
この存在がね、つまり、神様というもの、
その根っこのところ親のところ大元のところを
忘れ果てて、何か品物を交換するみたいに生命
というものがただ単純に連らなっているんだ、
という風に思ってしまったら考えてしまったら、
非常に恐いことになる。
だから、そういう風潮になるのをくい止めて
いくというか、くい止めるその空気をつくる、
それが我々祈りの同士のやはり役目なのでは
ないかと。
         (つづく)